「すぐ床にモノを置く人」は要注意!散らかる家の特徴と対策
せっかく部屋を片付けてもすぐに散らかってしまう……という方は、片付いた状態を維持しやすくなる習慣が身についていないことが原因かもしれません。そこで今回の記事では、片付いた状態を維持しやすくなる5つの習慣をご紹介します。片付いた心地のよい部屋で過ごすためにも、是非参考にされてください。
1.収納スペースをモノで埋めない
収納スペースがあると、つい隙間を埋めるようにモノを入れ込んでしまいたくなりがちですが、それはかえってモノの出し入れがしにくくなり、片付けが面倒になります。モノで埋めずに、空間に対して7割から8割くらいに収納することを心がけると、モノを見渡しやすくなり、出し入れもしやすくなります。収納スペースの余白を意識してください。
2.定期的にモノを見直す
モノを増やさないように意識していても、日々の暮らしの中でいつの間にかモノは増えていくもの。壊れてしまったモノや使っていないモノがないか、定期的に見直して不要なモノは手放しましょう。洋服は衣替えの際に、そして子どものモノは春休みに、モノを見直すタイミングを逃さず定期的に見直してみましょう。家の中のモノを循環させるように意識すると暮らしも軽やかになります。
3.収納アイテムは最小限に
収納アイテムはモノの仕分けに便利ですが、収納ケースにモノを入れることで、見た目にはスッキリと整っても、中に何が入っているかを忘れてしまい、管理が難しくなる場合もあります。収納ケースにしまい込む収納より、棚にオープン収納にして見える収納の方が向いている場合もあります。収納アイテムの活用はその場所と使う人に合わせて使い分けましょう。
4.床にモノを置かない
部屋を見渡した際に、床にモノがあるとそれだけで生活感がグンと出てしまい、見た目もごちゃついて散らかった印象になってしまいます。掃除機がけも、床のモノをどかすことから始めるので、時間と手間がかかってしまいます。
不思議なものでモノを一つ床に置くことを許してしまうと、モノがモノを呼びあっという間に部屋が散らかってしまいます。疲れていても、「床にモノを置かない!」と意識することで、片付けのモチベーションを維持しましょう。
5.ストックをしすぎない
洗剤や食品など日常的に使うストック類を、セールで安いからと大量に購入して収納スペースがあふれていませんか? また、収納スペースを決めていないと、部屋のあちこちにストックが点在して、片付けてみたらストックがありすぎて困った……というお宅もあります。
ストックが大量にありすぎることが、家が片付かない大きな要因となっているお宅はとても多いです。ご家庭で管理できる量しかストックしないように意識しましょう。ストックの管理=家事の手間と捉えてストックのし過ぎには十分注意しましょう。
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片付いた状態を維持しやすくなる5つの習慣をご紹介しました。片付く仕組みを作って、片付いた状態を維持しやすくなる習慣をつければ、部屋の散らかりは最小限にすることができます。是非参考にされてくださいね。
Kazuko/整理収納アドバイザー 整理収納教育士