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ホテル人気朝食バイキングの裏側に潜入!「何杯でも食べられる」イクラのおいしさの秘密は?【今日ドキッ!】

Sitakke

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HBC テレビで、毎週月~金曜ごご4:50~7:00に放送中の情報ワイド番組「今日ドキッ!」。
北海道のさまざまな話題をご紹介している「今日ドキッ!」から、選りすぐりの情報をお届けします。

札幌で大人気の朝食バイキングのウラ側に密着!厨房を観測してみました。

5月は予約でいっぱい!大人気朝食バイキングの裏側

今回の舞台は、ベッセルイン札幌中島公園。
このホテルの自慢はなんといっても“朝食バイキング”です。

大手旅行サイトの「朝食の美味しいホテルランキング」では、5年連続上位にランクインする程の高い満足度で宿泊者以外もこの朝食を求めて訪れます。
予約は5月末まで埋まる人気ぶり!

「来る人をこぞって虜にさせる」その秘密とは…
厨房の中に特別にカメラを複数台設置して、人気の裏側を観測させてもらいました!

作業は前日の夜から始まります。

スタッフ:「マグロだけは(トング)2本ずつ」

食器類は前日の夜から準備します。

翌朝、午前2時50分。

スタッフ:「きょう使うお米の量は全部で12升。120合ですね」

スタッフ:「ガス釜はふっくら炊きあがる特徴もありますし、提供する時間に近づけて炊くようにしていますので炊き立てのフワフワのお米を使って(料理に)合わせやすい形で用意させていただいております」

スタッフ:「きょうの仕込みは140切れくらいですかね」

朝食の定番、卵焼きは140切れ用意しました。

スタッフ:「これは月形町の黒毛和牛です。すごい良い部位だな。これ全部で10キロあります」

スタッフ:「朝食にライブキッチンがありまして、この肉を鉄板で焼いてその場でお客様に提供する形です」

朝食バイキングで提供するメニューは、約80種類!
しかし厨房には、リーダーとなる「あの人」がいないんです。

ホテルによくいる「総料理長」がいない!

支配人 藤沢さん:「当ホテルでは総料理長、いわゆるシェフを厨房に常に置いておりません」

実は、あえてシェフを置かず、誰が作ってもハイクオリティな料理が提供できるように総料理長が監修したメニューの「調理法の極意」を従業員に伝授!
常に完璧な状態の料理が提供できる仕組み作りをしているんです。

スタッフ:「イクラ全部で約10キロです。アルコール抜きした日本酒をかけていきます」

スタッフ:「日本酒をかけることによって味にコクや深みが出たり、後を引くさっぱりさが出てしつこくなくなる。続けて何回でもイクラが食べたくなる工夫って感じですね」

続いては、ジンギスカン。
ジンギスカンの調理にもこだわりがあります。

スタッフ:「あえて野菜と肉は分けるようにしています」

野菜は肉を炒めた後に合わせることによって、肉と野菜の熱量で野菜がシャキシャキの食感を残し、ベストな状態で提供できる工夫がされています。

スタッフ:「これは豚丼ですね。今日これ全部で大体3キロくらいかなと思います」

お肉は柔らかく崩れやすいため、手作業で優しく混ぜ合わせます。
形を崩さず大きなままで提供できるように気を付けているそうです。

開店30分前。
出来上がった商品から順番に料理が運ばれていきます。

利用客:「黒毛和牛のステーキを食べていました。めっちゃおいしい。信じられない。普通に良い所のレストランに来てる気持ち。何回もお代わりしたい」

スタッフ:「ちょっと配膳入ってもらっていい?」「了解です」

スタッフは常にホールを巡回し、商品切れは起こさないようにしています。

利用客:「クセを全く感じなくて、一粒一粒が甘くてどれだけでも食べられる味でした」

利用客:「しつこくなくて良かったですね。臭みもなくて。3杯いただきました。きのうのホテルは一杯でもしょっぱすぎてダメになっちゃいましたけど、ここのは美味しかったので3杯」

利用客:「ジンギスカンを食べる機会がなくて…肉が柔らかいですけど、野菜がシャキシャキしててバランスがすごい良かった」

利用客:「普通のホテルで朝ご飯を食べるイメージの美味しさとは違う。初めて美味しいと思える朝食だと思いました」

この日は260人が来店!
イクラは10キロ、ジンギスカンは7キロ、豚丼は3キロ以上が食べられたそうです。

【ベッセルイン札幌中島公園 朝食バイキング】

住所:中央区南9条西4
料金:(宿泊者以外)大人 3,200円 12歳以下 1,600円 幼児 無料
時間:午前6時~午前10時(最終入場は午前9時半)
※予約の際はHPをご確認ください

※掲載の内容は番組放送時(2025年4月29日)の情報に基づきます。

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