Yahoo! JAPAN

上越市選出の県議3人がパネリスト 原発再稼働の是非問う県民投票を考えるシンポジウム

上越タウンジャーナル

新潟県の東京電力柏崎刈羽原発の再稼働の是非を問う県民投票について考えるシンポジウムが2025年3月16日、上越市土橋の市民プラザで開かれた。県議会で県民投票の条例案を審議することになる地元選出の県議会議員3人がパネリストとして出席した。

《画像:約90人が参加したシンポジウム》

条例制定を目指し同市で署名活動を展開した「県民投票で決める会・上越」などが主催し、約90人が参加した。決める会は直接請求に必要な約3万6000筆を大幅に上回る約14万3000筆の有効署名を集め、3月27日に花角英世知事に対し条例制定の本請求を行う。花角知事は意見書を付けて条例案を県議会に提案し、県議会が審議する。臨時県議会は4月に開催される見通しだ。

シンポジウムで斎京四郎氏(自民)は「原発再稼働の賛成派と反対派による議論がこれまでほとんどなかった」と話し、「再稼働容認」の考えを示した上で「県民投票について自民党内で公式に議論していない。党内にも幅広い考えがあり、議論する場を作りたい。個人的には議員一人一人がどう考えているかをきちんと反映できる形にするのが大切」などと述べた。

《画像:パネリストを務めた県議の(右から)斎京氏、牧田氏、馬場氏》

牧田正樹氏(未来にいがた)は条例案が否決された前回2013年と比べ、「『国策なので県民投票になじまない』という意見は、再稼働の地元同意を求められているので、もう通らない」と話し、県民投票が必要とした。

馬場秀幸氏(無所属)は「2か月で対面で(有権者の)8%の署名を集めたのはすごいこと。県民投票は代表民主制や間接民主制と矛盾するものではない」と話した。

基調報告した決める会世話人の水内基成弁護士は「(県議会は)県民投票による県民の意思を見ていただきたい」などと述べた。

おすすめの記事

新着記事

  1. 人気回転寿司店「えりも岬」の姉妹店「函館漁火」 792円からのリーズナブルなランチセットも【札幌市南区】

    Domingo
  2. 【学生の自由な発想で】岩塚製菓と近畿大学生が共同開発 「味しらべ 関西風だし味」7月21日から期間限定で全国販売

    にいがた経済新聞
  3. 『東京アプリ』予算は約800億円!?カンニング竹山が東京都政で「ん?」と思う点を語る

    文化放送
  4. 【7月14日プロ野球公示】阪神・門別啓人、広島・田中広輔、ヤクルト田中陽翔、ロッテ岡大海、楽天・入江大樹、オリックス古田島成龍ら抹消

    SPAIA
  5. ファミペイ好調、上半期のDL数前年比124% 来店・購入でも非利用者超え

    おたくま経済新聞
  6. 【小千谷市・二荒神社祭礼】県指定文化財となった貴重な伝統の芸能を楽しめるお祭り

    日刊にいがたWEBタウン情報
  7. 【万能すぎ】錆を取る「サビトール」がマジで使える!岐阜のマルチタレントみたいなこの商品を全国デビューさせたい!

    ロケットニュース24
  8. 「自己責任」と「思いやり」ゴルフから学べる価値を子どもたちに|福島のゴルフを支える2人のプロにインタビュー

    Sports for Social
  9. 【AIで毎日の家事育児を効率化!】子育て世代のChatGPT活用術~プロンプト文例付![専門家監修]

    こそだてまっぷ
  10. 静岡県内初!フットサル日本代表、10/17 ・19日に富士市でブラジルと親善試合!高橋健介監督「歴史的1勝をつかみたい」

    アットエス