さよなら、ハウスクエア 24日に「最後の大感謝祭」
住宅展示場と住関連総合施設を備えた「ハウスクエア横浜」(中川1の4の1)が2月28日に閉館する。24日(月)には、「最後の大感謝祭」と題したイベントを開催する。当日は太鼓やジャズオーケストラの演奏などが楽しめるほか、設立30年の歴史を振り返るパネル展なども催される。
ハウスクエア横浜は、約20棟のモデルハウスを擁す「住宅展示場エリア」と住関連ショップ約20店舗が出店する「住まいの情報館エリア」を備えた住関連総合施設。1989年4月に「住生活の向上」、「地域経済の振興」、「港北ニュータウンの街づくりの推進」などを目的に、第3セクターとして東急不動産株式会社、東急株式会社、横浜市が株式会社日本住情報交流センターを設立。95年4月に開業した。これまでに延べ約50万組の住まいに関する相談に応じてきた。
同センターは、2022年3月の臨時株主総会で「当初の設立目的を遂げ、公益的な役割を終えつつある」とし、同施設の事業終了を決議した。
2月24日には「最後の大感謝祭」を開催。エントランスのガラス面に寄せられた地域住民からのメッセージが見られるほか、同施設内に飾られていた絵画のオークションなども行われる。また太鼓やジャズオーケストラの演奏、「さよならコンサート」などライブイベントも盛りだくさんとなっている。
同施設の小川幸介さんは「設立から30年間、地域密着の住宅展示場として、皆さまに支えられてきた。恩返しの気持ちを込めた最後のイベントなので、ぜひ足を運んでほしい」と呼びかけている。イベントの時間などはハウスクエア横浜のホームページで。