【丸亀製麺】神奈川県の「わがまちうどん」はド安定の仕上がり…かと思いきや後半からの変化がスゴい / わがまちうどん47
丸亀製麺が11月下旬までの期間限定で「わがまちうどん47」を開催中。こちら、全国各地の店舗でその土地にちなんだご当地うどんが味わえるという何とも楽しい企画だ。
我が町「神奈川」は、正直うどんのイメージがあまり無い。果たしてどのような仕上がりになっているのだろうか? 気になったので丸亀製麺へ行って出来栄えを確かめてきたぞ。
・神奈川にはコレがあった!
お店に到着すると、神奈川県限定「わがまちうどん」のPOPを発見。
『釜揚げしらすとかき揚げおろしぶっかけ(並 税込840円 大 税込1020円)』
なるほど。神奈川県といえば湘南、湘南といえば「しらす」が名物! コレは間違いない組み合わせ。しかも嬉しいことにかき揚げ付き! 早くも勝ち確定の予感だ。
んでこちら、温verと冷verの2通りを選択できる模様。
おろしぶっかけは個人的には冷たい状態で食べたい。でも、この時期の温かいうどんは絶対に美味いだろうなぁ。
これは迷う……
よし決めた。せっかくなので温&冷の2杯を食べちゃおう。
・前半と後半で異なる味わい
まずは温かいverから食べてみよう。てか……かき揚げデカすぎ!
ほぼほぼ器の直径と変わらない大きさだぞ(笑)。
釜揚げしらすも想像以上にたっぷり。
ちなみに大根おろしは「鬼おろし」で提供とのことだ。
うどんを啜ってみるとしらすの旨味がじゅわ~と口いっぱいに広がる。溶け込んだ大根おろしもホッコリ優しい。
なんというかイイ所の料亭で出てきそうな仕上がりでビックリ。めちゃくちゃお上品。
かき揚げもパクリ。具材のあおさ&小エビがこれまた強い風味で相性抜群。
出汁の旨味をもう1段階押し上げて高級感を増している印象だ。
で、驚くべきはここから。
超デカいかき揚げが出汁に溶けてくると……先ほどまでの上品路線から打って変わってこってりパワフルな味わいへと変化を遂げるのだ! 魚介系の旨味が濃縮され中毒性がバツグン。
このギャップがマジで堪らないぜ。最後まで飽きずに平らげることができた。
さぁ、この勢いで冷たいverもいってみよう。
先ほどは引き立て役に徹していた大根おろしが主役級の存在感だ! しらすの塩味&旨味もダイレクトに感じることができるので食べた瞬間のインパクトはこちらのほうが上かも!
うどんのコシをより強く感じられるのも評価ポイント。
ただ、冷たい出汁だとかき揚げが少々溶けにくいのが難点。
これはこれで美味しかったので満足ではあったのだが、全体的な味の調和は温かいverの方が取れているのかもな。と、個人的には感じた。
・ギャップ萌え
てな、神奈川県限定の「わがまちうどん」。名物のしらすを使用した安定の仕上がりかと思いきや、かき揚げの存在でパワフルな味わいに変化する面白い商品になっていた。
このうどんが味わえるのは11月下旬まで。神奈川県にお越しの際はぜひ丸亀製麺へ足を運んで、前半と後半の異なる味のギャップを楽しんでみてほしい。
参考リンク:丸亀製麺
執筆:イナバタクヤ
Photo:RocketNews24