弁才天坐像を公開中 2月16日まで ゆかりの人物館
茅ヶ崎ゆかりの人物館(茅ヶ崎市東海岸南6の6の64)では、2月16日(日)までの期間限定で神奈川県指定重要文化財「銅造弁才天坐像」(複製品)=写真=が公開されている。
5月6日(火・祝)まで開催されている企画展「茅ヶ崎と大岡越前守」の一環として行われているもの。
公開されているのは大岡家の菩提寺・浄見寺が所蔵する像の複製品で、実物は鎌倉時代末期から室町時代にかけて制作されたと考えられているものの来歴は不明という。
それぞれの腕についていた持ち物は宝珠を残すのみで光背も失われているが、弁才天像は二臂、八臂の像が多く、六臂像は珍しいとされる。1966(昭和41)年10月に神奈川県重要文化財に指定された。
同館は金、土、日、祝日のみ開館。開館時間は午前10時から午後5時(入館は4時30分まで)。観覧料は200円(18歳未満と高校生以下は無料、隣接する開高健記念館との共通観覧料は300円)。
詳細は同館【電話】0467・81・5015へ。