Yahoo! JAPAN

8月上旬、妻とアマダイ、キダイ狙いで焼津市の小川港から午後船で出船した。当日の釣果は、二人で本命アマダイが赤白4匹ゲット、船釣り初心者の妻もご機嫌の釣行となった。

石津浜沖でアマダイ狙い

午後1時30分に焼津市の小川港に集合した釣り人は8人。私は右舷の一番前、妻は2番目に釣り座を取って準備を始めた。

タックルは船ザオ50号に電動リール。片テンビンにオモリ100号。仕掛けはハリス5号3m、チモトに夜光玉を入れて丸セイゴ15号を3本結んだオリジナルだ。エサは船が用意したオキアミ。

20分ほどで石津浜沖に到着。多少風があり波立っていたが、濁りはなく良い感じの海だ。だが、かなり潮の流れが速い。

アマダイの釣り方

午後2時に船長の合図で釣り開始となった。水深70～100m、タナは3m以内。

オモリが着底するとかなりイトフケが出る。50cmほど上げてから、サオを持ってゆっくり誘いながら30cmずつ巻き取る。

3mまで上げてもアタリがなかったら、もう一度落として同じことを繰り返す。5回ほど繰り返してもアタリがなければ仕掛けを回収してエサをチェックする。

船釣り初心者の妻には、他の乗船者とオマツリするのでオモリを見失わないように、ホルダーに付けたままサオを上下に誘うように教えた。

30cmアマダイキャッチ

教えているときに私のサオにアタリがきた。ゆっくり巻き上げると30cmのアマダイ。

すぐにエサを付けて落とすとカサゴが釣れた。次は小さいアタリで12cmのアマダイと連続でヒット。

だが妻にはアタリがない。この日は底の方でアタリが連発したので、底をたたいたら1回巻き上げたタナで待つように教えた。

良型35cmアジをゲット

船長から「根の近くを通るから根掛かりに注意を」とアナウンスが入ると、その直後に良いアタリがあり35cmのアジをゲット。

妻にアタリがあり30cmのアジを釣る。すぐに仕掛けを落としたが、アジは連発しなかった。

シロアマダイも登場

しばらく誘っているといいアタリがきた。引き込みもいい。大型を期待して巻き上げると30cmほどのシラカワ（シロアマダイ）で、紅白のアマダイがそろった。

妻のサオにもアタリがきた。波のウネリで分からなかったようだが、すぐに巻くように言うと、遅かったがハリ掛かりしていい引き込みを見せる。なんと妻にもシラカワ。これはうれしい誤算だ。釣った本人は魚の貴重さが分からず、魚が釣れたことに喜んでいた。

まだ釣れるかもしれないと仕掛けを投入すると、ここからはキダイが連発。最後の流しで妻にアタリが出て20cmのアマダイを釣り上げ、妻も紅白そろった。

最終釣果

午後5時に納竿。2人でシラカワ2匹、アマダイ4匹（リリース2匹）、アジ2匹、キダイ5匹（リリース3匹）を釣った。妻の船酔いが心配だったが、睡眠と酔い止め薬、そして酔いを忘れさせてくれた魚に感謝したい。

＜週刊つりニュース中部版APC・鵜沢 淳／TSURINEWS編＞

この記事は『週刊つりニュース中部版』2024年8月30日号に掲載された記事を再編集したものになります。