「必死に家族への言い訳を考えている」 鉄道愛好家の〝クソデカ買い物〟に10万人あ然「これ買えるの!?」
あるブツに手を出してしまい、家族への言い訳を必死に考えている――。
そんな悩みに頭を抱えるXユーザーが注目を浴びている。
なんだか穏やかではない状況のようだが、一体、何があったのだろうか?
2025年3月15日、埼玉県在住のXユーザー・KOKI(@TU81113)さんが購入を報告したのは、ビニールに包まれた......駅名標看板。「東浦和」の文字が書かれている。
しかも、かなりでかい。横に置かれているのは、2人掛けのソファーのようなのだが、横幅がそれを軽く超えている。デカ過ぎんだろ......。
どうして、これを購入したのか。
Jタウンネット記者は17日、KOKIさんに話を聞いた。
買うつもりは、なかった
さいたま市で鉄道工事関係の仕事をする傍ら、鉄道写真の撮影や鉄道模型を趣味としているという、KOKIさん。仕事もプライベートも鉄道づくしの、鉄道好きだ。
そんなKOKIさんが「東浦和の駅名標」を入手したのは15日、JR大宮駅のコンコースでのことだ。
JR東日本のニュースリリースによると、大宮駅ではこの日、16日の駅開業140周年を記念した歳児のひとつとして、鉄道古物の販売やオークションが行われていた。
KOKIさんはここで「東浦和の駅名標」を購入。かつて武蔵野線東浦和駅1番線で実際に使用されていた物だという。
「当初は購入する予定は無く、興味本位で見に行っただけだったんですが、ブースに居らっしゃった顔見知りの社員さんや友人に勧められて購入しました。東浦和を選んだ経緯は単純で、実家が東浦和にあるからという理由です」(KOKIさん)
貴重かつ、地元ゆかりの代物ということで強くひかれたのかもしれないが......。家族には、なんて言ったの?
ひとまずは誤魔化して...?
KOKIさんの自宅には、いくつかの鉄道部品やグッズがあるという。しかし、さすがに駅名標は過去最大クラスのサイズ。
入手した経緯を説明するのも難しく、ひとまず家族には「景品」と伝えて誤魔化したという。
「ただ搬入があまりにも大変で呆れられましたね。今は自室のベッド横に固定し飾っています」(KOKIさん)
「かなり勇気がいる買い物でしたが、幼少期から利用していた駅の駅名標、それも本物を手にする機会なんてまず無いので貴重な経験になったかなと思います。今後販売があるかも分かりませんし大切にしようと思います」(KOKIさん)
KOKIさんが思い切って購入した、実物の「東浦和駅の駅名標」に、X上では10万件以上のいいね(17日夕時点)のほか、こんな声が寄せられている。
「これ買えるの!?!?」 「イベントで当たっちゃって.....で行こう」 「蛍光灯カバーを買ってきた、とw」 「表札と入れ替えておけば気が付かないかも」 「東浦和駅に住みたかった!って言うしかなくない?(笑)」 「これで東浦和徒歩0分になるよ!」