伊志田高校IFT 学校⇔下社間の30㎞を歩く
県立伊志田高校(広瀬邦彦校長)で10月19日、「IshidaFieldTrip(IFT)」と題したウォーキングイベントが昨年に続き開催された。約240人の生徒や教職員、PTAらが参加し、約30Kmの距離を歩き抜いた。
このイベントは伊志田高校が市などと連携し、地域に根差した特色ある行事を通じて、学校や地域の良さを再発見するとともに、生徒がよりよい学校生活を送ることができるようにすることなどを目的に開催された。
当日は午前8時に同校に集合、開会式や諸注意などが行われた。3人から6人のグループ44班に分かれ、8時30分から出発。PTAらの協力で約5Kmごとにチェックポイントが設置され、途中の休憩、コンビニや飲食店などの利用も可能とするなど、健康面での配慮などもなされた。
生徒たちは同校から板戸交差点、清水屋、女坂を上り、大山阿夫利神社下社までの往復コースを歩き切った。最も早かったのは男子バレーボール部の選手が約3時間50分台で往復、最後の生徒は午後5時ごろに学校にたどり着いた。
参加した生徒からは「きつかったけど貴重な経験」という感想が大半を占めたが、中には「楽しんで歩けた」「大山阿夫利神社下社からの景色が素晴らしかった」などの感想も聞かれた。
宮下省吾教諭は「昨年はゼロからのスタートだったが、継続するのは大変だと痛感した。参加者も増え、伊志田高校の伝統になれば嬉しい」と述べた。