【名物のかき氷や大和牛も楽しめる】奈良のアンテナショップ「奈良まほろば館」(新橋)
◆【名物のかき氷や大和牛も楽しめる】奈良のアンテナショップ「奈良まほろば館」(新橋)
地方のアンテナショップを巡って東京で旅気分! 東京の新橋にある奈良県のアンテナショップ「奈良まほろば館」は、奈良の魅力を体感できるブランドショップ。1階フロアでは、食品や日本酒、工芸品を販売するほか、観光コンシェルジュ常駐の観光案内コーナーも。併設するカフェ&バーでは名物のかき氷を楽しんだり、2階のレストラン&バルで大和野菜や大和牛など産直送食材を使った料理を堪能したり、奈良の魅力が再発見できる。
◆アンテナショップのスタッフに聞く、「奈良まほろば館」のここがスゴイ
写真上/ショップとカフェ&バーが併設した1階フロア、左下/薬師寺の「淡墨桜香」(小900円)など、煙が極少でフローラルの香りがする線香が人気、右下/奈良漬は、8メーカーの商品を取り揃える
曜日限定で入荷するお菓子に注目
“日本の食文化の発祥地”と言われ、お茶や清酒、饅頭、豆腐、素麺など多くの食材のルーツとされる奈良県。新橋にある「奈良まほろば館」には、産地直送の食品をはじめ、日本酒や工芸品など約3000品目を取り揃える。
「酒粕にさまざまな野菜や果実を漬けた『奈良漬』は、種類も豊富。奈良瓜やキュウリが小さく刻まれた『きざみ奈良漬(辛)』(230g 648円)や、瓜のシャキシャキ食感と甘さが絶妙な『うり半切り』(190g 993円)など、食べやすいサイズのものが人気です。
ふるさと納税でも数分でなくなるほど人気なのが、イコマ製菓の『レインボーラムネ』(77g 550円)。大玉で口の中でとろけるおいしさをぜひ味わってみてください。月曜、木曜日のみ各日限定10個を販売。おひとり様1点限りの希少なお菓子です。
ほかにも、冷やしてはいけないぷるぷる食感の『生わらび餅』(800円)は毎週土曜日に。120年受け継がれる愛らしい焼き菓子『さつま焼』(826円)は、隔週土曜日に入荷します。
人気の古寺が多い奈良県。現地でしか手に入らない、東大寺や薬師寺、興福寺などの線香も取り揃えています。癒しの時間にいかがですか?
また、漬け物や大和茶、奈良の柿などの試食試飲販売会、ランタンや奈良団扇づくりのワークショップなど、さまざまなイベントも開催していますのでSNSでチェックしてみてください」(店長・花岡芙喜子さん)
◆「奈良まほろば館」に行くべき3つの魅力
糖度の高いメロンを贅沢にのせた「新十津川町メロンかき氷」(2200円)
【1】季節の奈良食材で彩る、絶品かき氷を
氷の神様を祀る「氷室神社」があることから“かき氷の聖地”と言わる奈良。1階の「Cafe&Barまほら」では、奈良食材を使ったかき氷が人気。8月上旬は赤肉メロン、秋は全国日本2位の生産量を誇る柿、年末から3月はいちごなど、季節のフルーツが登場。奈良を代表するいちご品種・古都華100%ソースに、横田福栄堂の吉野葛もち、植村牧場の牛乳シロップをかけて楽しむ定番の「高級いちごソースかけ ミルクかき氷」(1200円)もおすすめ。
肉厚で食べ応えのある、川上村の旅館「橋戸」の「柿の葉寿司」(鯖・鮭各3個入り1188円)は、ほぼ毎日入荷
【2】奈良から毎日届く、名物「柿の葉寿司」
軽く酢でしめた鯖や鮭の切り身をシャリにのせ、柿の葉で包んだ奈良の名物「柿の葉寿司」。奈良の中でも主に吉野の郷土料理で、祭事やハレの日に欠かせない逸品。「奈良まほろば館」には、「橋戸」のほか2店舗から入荷。季節によって変わる色合いや味わいも楽しみのひとつ。そのままはもちろん、オーブトースターで軽く焼いて食べるのもおすすめ。
バルエリアで楽しめるメニューの一例。手前・ピンチョス3種。ポテトサラダ&エビ「エンサラディージャ エビ アイオリ」(440円)、ダイストマト&生ハム「トマトマリネ 生ハム」(440円)、じゃが芋のオムレツ&チーズ「トルティージャ モッツァレーラ」(385円)、奥「テルエル産の生ハムとチョリソの盛り合わせ」(1540円)
【3】星獲得シェフが監修する話題のレストラン
レストランとモダンバルの2つのエリアを展開する2階の「TOKi」は、古都の食材とモダンスパニッシュで知られる奈良の有名店「アコルドゥ」が監修。奈良の生産者と連携し、季節の素材や奈良の風土と歴史を感じられる料理を提供する。
大和牛や大和野菜が満喫できるランチコースは6皿6600円から。バルでは、アラカルトの料理をカジュアルに楽しめる。店内のカウンターや吊装装飾は吉野ヒノキを、イスは吉野杉を使用するなど、奈良県材をふんだんに使った和モダン空間で、心地よい時間を。
◆お土産に!「奈良まほろば館」の売れ筋商品ベスト3
「田舎あげ」(3枚入り393円)
【1位】林とうふ店「田舎あげ」
吉野山の老舗とうふ店が作るこちらの油揚げは、「奈良まほろば館」で年間1万枚売れるほどの人気ぶり。1枚1枚丁寧に揚げた油揚げは、外はカリッと、中はふんわり。厚みがあるのでそのまま焼いて、生姜醤油で味わうのがおすすめ。
「柿もなか」(1個150円)
【2位】石井物産「柿もなか」
奈良吉野特産の富有柿で作った柿餡に、地元西吉野の新鮮な柚子でさわやかな香り付けした「柿もなか」。餡の中にはダイス状にカットした新鮮な柿が入っているので、果肉の食感も楽しめる。パリッとしたもなかと、しっとり食感の柿餡のバランスが抜群。
「みかさ(つぶあん)」(1個180円)
【3位】萬勝堂「みかさ(つぶあん)」
1890年創業の和菓子店の4代目店主が手がける人気のどら焼きは、奈良の三笠山に浮かぶ月をイメージしたもの。生地の中には、上質な北海道産小豆や和三盆糖など厳選素材を使って丁寧に炊いた粒餡がたっぷり。ふっくらと生地としっとり食感の餡のバランスが心地よい。
◆読者が選んだイチオシグルメ
「三輪素麺」(箱入250g 680円)
【奈良県・桜井市三輪】 奈良県三輪素麺工業協同組合「緒環の糸」
素麺の発祥の地と言われる“三輪”で作られた三輪素麺。極細専用の小麦粉を使用し、時期限定で製造されるのが「緒環の糸(おだまきのいと)」。細いながらも弾力があり、口当たりまろやか。
また、2階の「TOKi」では、三輪素麺を素揚げしたものが突き出しで提供されている。
読者の口コミ情報
「実家が奈良なので、子供の頃からそうめんといえば三輪そうめんを食べていておいしい」(たまちゃんさん)
「高級感がある、こしがあっておいしい」(たんとんたんさん)
「値段が少々高目であるが、麺にコシがありながら、のど越しもよく、さすが老舗と感じさせてくれる」(ackeeさん)