大阪産のグルメ&伝統が一堂に!万博会場で知らなかった大阪の魅力を体験
開幕から大きな注目を集めている「大阪・関西万博」。来場者も200万人を突破し、今後ますますの盛り上がりを見せています。そんな中、2025年5月9日(金)からは、大阪の魅力を発信する「大阪ウィーク〜春〜」が開催。会場内のEXPOメッセ「WASSE」では、11日(日)までの3日間、「大阪ウィーク〜春〜 地域の魅力発見ツア〜大阪43市町村の見どころ〜」が開かれ、食や文化など大阪の魅力が余すところなく紹介されました。
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オープニングイベントには吉村知事、モモコさんが!大阪の歴史や文化を「みなはれ!」体験することで楽しめるブースがいっぱい!食の都、大阪のおいしいものをたっぷり!大阪産(もん)のグルメメニューがずらり!
オープニングイベントには吉村知事、モモコさんが!
会場にはステージも設置され、多彩なプログラムが展開されました。オープニングでは、ミャクミャクや大阪府広報担当副知事のもずやん、吉村洋文大阪府知事、ハイヒールモモコさんが登壇。大阪産(もん)の魅力をアピールしながら、トークショーやダンス、歌などを披露し、会場を盛り上げました。
大阪の歴史や文化を「みなはれ!」
会場は「みなはれゾーン」「やりなはれゾーン」「たべなはれゾーン」の3つのエリアに分かれており、「みなはれゾーン」では各地域が歴史や伝統文化に関する展示を行っていました。
入口近くの堺市では、刃物や線香、織物など、堺が誇る伝統産品を数多く展示していました。
岸和田市は、岸和田城の写真パネルをフラッシュ撮影すると「蛸地蔵」が現れるという記念撮影コーナーも設置。
東大阪市は大晦日に行われる「お笑い神事」について展示。この神事は1年に起こったいろいろなことを笑い飛ばし、新年の幸運を願うというもの。最初に宮司さんが「アッハッハ」、そのあと氏子や参拝客も同じように笑う、というのを3回繰り返し、そこから20分間笑い続けるとのこと。
河内長野市は、「中世が「好き。」歴史でつながる河内長野」として、高野山金剛寺境内のジオラマや様々な資料などを展示。
そのほかにも、地域の特色を活かした展示が多数並び、来場者はじっくりと見て回っていました。
体験することで楽しめるブースがいっぱい!
「やりなはれゾーン」では、ものづくり企業とのコラボによるワークショップや、VRによる歴史体験など、体験型のコンテンツが充実。
大阪府のブースでは、ヘッドセットを装着し「百舌鳥・古市古墳群」を空から巡るようなVR体験が人気を集めていました。
松原市は「スケボートリック体験」ができるコーナーを設置。ノリノリで体験を楽しんでいる様子が印象的でした。
箕面市は「勝ち運の寺 勝尾寺 願いを込めて! 巨大勝ちダルマづくり」を実施。来場者はシールに願いや目標を書き込み、巨大な勝ちダルマに貼り付けていきます。
ダルマには多くの思いが込められたシールが貼られていました。
食の都、大阪のおいしいものをたっぷり!
「たべなはれゾーン」では、大阪の名物料理や特産品、大阪産食材を活用した万博特別メニューなどが提供され、訪れた人々のお腹も心も満たしていました。
各地域のブースでは自慢のグルメが提供され、会場中央にはテーブル席も用意されていたため、買った料理をゆっくりと楽しむことができました。
スタッフの呼び込みにも熱が入り、活気に満ちた雰囲気となっていました。
大阪産(もん)のグルメメニューがずらり!
吉村知事とモモコさんが試食した「万博弁当」は、大阪の調理学校の学生たちが手がけたもので、大阪産食材の魅力がぎゅっと詰まった一品。2人ともその味を絶賛していました。
泉州地域の食材を使った和食とイタリアンの融合メニュー「泉州和タリアン」は見た目にも美しく、多くの来場者がカメラを向けていました。
そのほか、そば、レトルトカレー、和洋のスイーツ、飲み物など、幅広い大阪産メニューが提供され、大阪の食文化の豊かさを体感できる内容となっていました。
\from writer/
「見なはれ」「やりなはれ」「食べなはれ」という3つのゾーンで、大阪の魅力をあらゆる角度から紹介した「地域の魅力発見ツア〜大阪43市町村の見どころ〜」。大阪府外からの来場者はもちろん、府内に住む人々にとっても新たな発見が詰まったイベントとなりました。
「大阪ウィーク」は夏・秋にも開催予定。万博をより楽しむための絶好のチャンス、次回も見逃せません!
EXPO 2025 大阪・関西万博
開催期間:2025年4月13日(日)〜10月13日(月)
開場時間:9:00〜22:00
開催場所:大阪・夢洲(ゆめしま)
交通:Osaka Metro中央線「夢洲駅」すぐ
大阪ウィーク〜春〜
開催期間:~2025年5月18日(日)
※最新の情報は各店舗・施設にお問い合わせください。
写真・文/國友敬