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スイス鉄道の魅力をベテランカメラマンに聞く 日本ナショナルトラストが来月、大鐵で講演会(静岡県島田市)

鉄道チャンネル

戦前生まれのスイス鉄道の凸形EL「クロコダイル」の特別運転を見守るファン(写真:日本ナショナルトラスト、撮影:櫻井寛さん)

静岡県の大井川鐵道(大鐵)で、スイス鉄道の魅力を語り合う講演会&参加者座談会が開かれる。「鉄道写真家櫻井寛さんに聞く世界一の鉄道王国スイス」は2025年2月15日14時15分から、島田市の新金谷駅前の鉄道ミュージアム・プラザロコで。

主催は、文化財や自然景観保護を目的に活動する日本ナショナルトラスト(JNT)。大鐵では、「トラストトレイン」として市民の募金でSL(C12 164)と客車3両を購入、会員向けイベントを定例開催する。JNTは2024年度、海外鉄道を知る活動に力を入れており、締めくくりとしてスイス鉄道に詳しいカメラマンがゲストの講演会と、参加者も交える座談会を企画した。

現代ヨーロッパは〝クルマ社会〟ながら、唯一の例外がスイス。鉄道が見捨てられなかったのは、山岳国という国土条件が主な理由で、建設費に道路財源を充当するスキームが確立して鉄道の衰退を食い止めた。

大鐵のほか地元のボランティアグループ、鉄道系出版社などが協力するイベントでは、大鐵の鳥塚亮社長と鉄道写真家の櫻井寛さんが講演。1954年長野県出身の櫻井さんは、海外渡航回数250回以上。『列車で行こう!The Railway World』、『列車で行こう!鉄道王国スイスの旅』などの著書で、海外鉄道ファンにおなじみだ。

講演に続いては、JNTの口村直也コーディネーターを司会に、鳥塚社長や櫻井さんを交えて保存鉄道のあり方などを語り合う。

講演会は午後開催。午前中はSLの新金谷駅での車両区見学やボランティア活動でさわやかな汗を流す。

JNT会員以外の参加も歓迎し、詳細はJNTのホームページで(参加有料)。申し込み締切は2024年2月6日。

すっかりおなじみになった大鐵のトラストトレイン(画像:日本ナショナルトラスト)

記事:上里夏生

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