浅野ゆう子、中村梅雀が出演する朗読劇『たとへば君 四十年の恋歌』 加藤和樹が歌う挿入歌が解禁
2025年9月17日(水)~9月20日(土)新国立劇場 小劇場にて、朗読劇『たとへば君 四十年の恋歌』が上演される。この度、加藤和樹が歌う挿入歌が解禁となった。
歌人の夫婦・河野裕子と永田和宏が紡いだ、短歌と随筆で綴られた感動の記録『たとへば君 四十年の恋歌』(文春文庫)を、男女二人の俳優が朗読劇としておくる本作。ピアノとチェロの生演奏をバックに、短歌とともに二人の人生を表現する。その夫婦役を務めるのは浅野ゆう子と中村梅雀。
そして、本作品の世界を彩る挿入歌が公開された。
朗読劇「たとえば君 四十年の恋歌」挿入歌「この涙 君のもの」
タイトルは「この涙 君のもの」。作詞は、⾧山洋子氏が歌う「じょんから女節」など人々の心に寄り添う歌詞で知られる作詞家・鈴木紀代が担当。作曲は本作の音楽をはじめ作曲家、音楽博士として幅広く活動する中村匡宏が手掛け、歌唱には数々のミュージカルや舞台作品を輝かせてきた加藤和樹が担う。
先日行われたレコーディングでは、中村をはじめ上演台本・演出の星田良子も参加し、加藤氏とともに歌の世界を磨き上げた。本日より、中村匡宏のコメントと楽曲の一部を解禁となった。朗読劇と合わせてチェックしよう。
本作の音楽と「この涙 君のもの」作曲の中村匡宏よりご挨拶
作詞の鈴木紀代さんからはじめて歌詞を頂戴したとき、原作の内容があたかも自分が経験したドラマであり、その出来事を思い返しているような感覚を覚え、作曲意欲が湧き立ちました。
歌唱の加藤和樹さんには、聴く人それぞれの想いに寄り添うような自然体で、まさに劇中に登場する歌人二人のドラマを追体験する後押しをしてくれるような素晴らしい歌を頂戴しました。
中西哲人さん(チェロ)と西尾周祐さん(ピアノ)の巧演にも恵まれ大変ありがたく存じます。
出逢い、青春、家族、そして別れ。人の人生を追体験するような、あたたかくも刺激的な音楽として皆様に届くこととなりましたら幸いでございます。