50代なのに恋愛ドラマのヒロインに名乗り!大物韓国女優4人「自己管理」鉄則
誰にでも平等に訪れる”老い”。年齢もみんな同じように重ねていく。
しかし韓ドラ界には、時間がゆっくりと進んでいるかのようにいつまでも美しいビジュアルを誇る50代の大物女優が。
彼女たちは、20~30代が主人公を務めるケースがほとんどである恋愛ドラマで、ヒロインに名乗りを上げても違和感のないルックスと感性を持つ。実際、50代に入ってからロマンス演技を披露し、作品を成功へと導いた人も。
その陰には見えない努力があるようで、食事や運動など自己管理を徹底しているという。
そこで本記事では、恋愛ドラマでいつ主演を務めてもおかしくないエイジレスな大物韓国女優4人の若さの秘訣と、ロマンスものでの活躍を紹介する。
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オム・ジョンファ (55歳)
近年、『私たちのブルース』(tvN/2022)や、『医師チャ・ジョンスク』(JTBC/2023)など、実年齢に近い役を演じているオム・ジョンファ。
役作りのため、服装やメイクによって彼女本来の美貌を隠しているが、実は美しいルックスはいまだ健在で、明日にでもロマンスドラマの主人公に抜擢されてもおかしくないほど。約10年前に『魔女の恋愛』(tvN/2014)で、年下男性との恋をキュートかつトキメキたっぷりに演じた頃と全く変わらない。
その秘訣は食事と運動にあるそうで、白米にこんにゃく米を混ぜて炊くなど、代替できる食品を用いてできるだけカロリーを摂取しないように努め、ヨガやキックボクシング、サーフィン、トレーニングジムに通うといった、様々な方法で楽しみながら継続的に体を動かしているという。
最近出演したYouTubeチャンネル『妖精食卓』では、結婚よりも仕事を選んだことを明かしており、自分のやりたいことをとことん追求する姿勢も、彼女がいつまでもキラキラとし続けている理由の1つかもしれない。
コ・ヒョンジョン (53歳)
大女優の風格と愛らしさが共存する不思議な魅力を持つコ・ヒョンジョン。2003年に約8年という結婚生活にピリオドを打ったが、元夫との間に1男1女をもうけている。
子どもを2人も出産した母のようにはとても見えないビジュアルで、彼女のインスタグラムには、成熟した大人の女性を感じさせるものから、少女のようなキュートな笑顔の写真まで実に様々。どのカットも美しく、さすがミスコリア出身だ。
とはいえ、やはり努力もしているようで、2時間半のウォーキングに加え、ヨガでボディーラインを整えるといった運動はもちろん、お水を積極的に飲み、カロリーが低く満腹感のあるものを口にするなど食事にも気を使っているという。
今年は『ナミブ』(ENA)、来年は『カマキリ』(SBS)に出演することが分かっており、いずれも彼女にラブラインはないようだが、2021年に主演を務めた『あなたに似た人』(JTBC/2021)で抜群のロマンス演技を披露しただけに、ラブストーリーで帰ってくる日を心待ちにしている人は多いだろう。
キム・ヘス (54歳)
作品や演じるキャラクター問わず、常に圧倒的な存在感を誇るキム・ヘスは、『ハイエナ -弁護士たちの生存ゲーム-』(SBS/2020)以降現在まで3作のドラマに出演しているが、ロマンス演技は披露していない。
しかし本作をご覧になった人なら、彼女の繰り広げる大人のラブストーリーに夢中になった視聴者は多いはず。メインストーリーではなかったものの、彼女が持つ独特の色気と高い演技力で甘い恋物語に仕上がっていた。
そしてあれから約4年が経過した今も、いまだ妖艶な魅力を誇っており、ドレスがよく似合うグラマラスなボディーも健在。
運動マニアで知られ、登山やランニング、ウォーキング、キックボクシング、水中ランニング、水中サイクリングなど、様々な方法で体型を美しく保っているそうだ。
年齢を重ねるごとに益々魅力を増していくキム・ヘス。いくつになっても彼女だけが持つ色でロマンス作品を盛り上げてくれるのではないかと期待させる女優だ。
チョン・ドヨン (51歳)
昨年『イルタ・スキャンダル -恋は特訓コースで-』(tvN/2023)の人気を牽引したチョン・ドヨン。
放送期間中に50歳の誕生日を迎えた彼女が30代のヒロインを演じたため、一部視聴者からは批判的な意見が飛び出したものの、エイジレスなルックスとキュートな演技から、彼女がアラフィフであることに多くの人が驚いた。
しかもプライベートでは中学生の娘までいることが分かり、とてもそのようには見えないとさらに話題に。結局、最終話で最高視聴率17.0%を獲得して有終の美を飾っている。
また昨年は映画『キル・ボクスン』(Netflix/2023)で、衰えを全く感じさせないキレのよいアクションを披露した。
体を動かすことが好きだそうで、普段からランニングやウォーキング、フィットネス、登山、ピラティスなどを楽しみ、常にスニーカーを持ち歩いて、時間を見つけては運動をしているという。
次期作はロマンスものではないが、いつかまた愛らしい笑顔でヒロインを務める日が来ることが期待される。
(ライター/西谷瀬里)