横須賀南西RC 「ボッチャ」で交流の輪
奉仕団体の横須賀南西ロータリークラブ(宮本清志会長)は15日、年齢や性別、障害の有無などを問わず、誰もが一緒に楽しめるユニバーサルスポーツの「ボッチャ交流大会」を横須賀市総合福祉会館で開催した。フリースクールに通う児童・生徒、障害者施設やグループホームの利用者など約90人が参加した。
ボッチャはパラリンピックにも採用されているスポーツ競技。選手はそれぞれのチームに分かれて、青玉と赤玉をコート内にある白い的めがけて投じ、近づけた距離で勝敗を決める。単純なルールでありながら相手との駆け引きなどの面白さもあり、インクルーシブな交流ができると同クラブが判断して、今回のオープン例会に採用した。
ゲームは、普段から同競技に親しんでいる三浦半島横須賀ボッチャ会がリード。車椅子利用者が「ランプ」と呼ばれる勾配具を使って玉を投げる場面もあった。湘南学院高校の生徒会メンバーもボランティア参加。進行役などを務めた。