アメフトXリーグの新生SEKISUIチャレンジャーズが16日初戦、復権と地域密着目指して再スタート
アサヒ飲料から積水化学工業にメインスポンサー変更
アメリカンフットボール・Xリーグ1部のX1 SUPERに所属するSEKISUIチャレンジャーズ(兵庫県尼崎市)が16日にパナソニックインパルスとの秋季リーグ初戦(万博記念競技場)に臨む。
8月31日に予定されていたエレコム神戸ファイニーズとの開幕戦が台風10号の影響で延期となったため、16日の第2節が初戦となる。
SEKISUIチャレンジャーズは、アサヒ飲料クラブチャレンジャーズとして2000年にライスボウルで優勝するなど一時代を築いた強豪だったが、2023年限りでアサヒ飲料がスポンサーから撤退。2024年から積水化学工業をメインスポンサーに迎え、SEKISUIチャレンジャーズにチーム名を変更した。
16日は、関西でしのぎを削ってきたパナソニックと、新生チャレンジャーズとして再スタートとなる一戦。復権に向けてアピールする試合が期待される。
29日の福岡戦に兵庫県民と尼崎市民を無料招待
9月29日にホーム・ベイコム陸上競技場(尼崎市)に福岡SUNSを迎える第3節(14時キックオフ)では、兵庫県内在住・在学の小中高生に同伴して観戦する大人200人と、尼崎市民100人の計300人を無料招待。新生チャレンジャーズとして地域に愛されるクラブを目指し、大人にも子供にもアメフトの魅力を知ってもらうための取り組みを実施する。
実は内部告発問題で世間を騒がせている齋藤元彦知事が推進してきたプロジェクトでもあり、バスケットボールの神戸ストークスや女子サッカーのINAC神戸レオネッサでも兵庫県の小中高生を無料招待。財源には兵庫県のふるさと納税寄附金が活用されている。
SEKISUIチャレンジャーズは6月に兵庫県と包括連携協定を締結。歴史のあるクラブを存続し、より発展させるべく関係者が奔走してきた。
紆余曲折を乗り越え、ようやく迎える秋季リーグ初戦。新生チャレンジャーズの船出に注目だ。
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記事:SPAIA編集部