男子は市川、女子はヒューペリオン東京が優勝!2024年度日本フラッグフットボール選手権
リバーサイドギャンブラーズ市川が延長タイブレークで京都ジュベナイルズ撃破
2028年ロサンゼルスオリンピックで追加競技として実施されるフラッグフットボールの2024年度日本選手権が30日、富士通スタジアム川崎で行われ、男子はリバーサイドギャンブラーズ市川(東日本1位)、女子はヒューペリオン東京(南関東1位)が優勝した。
男子の市川は準決勝で千里山ブラックジャガーズ(西日本2位)を38-31で撃破。京都ジュベナイルズ(西日本1位)との決勝は33-33からタイブレーク方式の延長に突入し、1-0で2年連続2度目(前身の大会を含めると6度目)の優勝を果たした。
ヒューペリオン東京は東京ヴェルディ・ローゼスに快勝
女子のヒューペリオン東京は準決勝で関西アイリス(関西2位)に27-24で勝利。東京ヴェルディフラッグフットボールチーム・ローゼス(南関東2位)との決勝も26-19で快勝し、3年ぶり2度目(前身の大会を含めると4度目)の頂点に立った。
日本アメリカンフットボール協会提供
NFLバッファロー・ビルズのダマー・ハムリン来場
また、会場にはアメリカ・プロフットボールNFLバッファロー・ビルズDBダマー・ハムリンが来場。心肺蘇生法(CPR)のイベントを行い、開会式で選手たちを激励した。
ハムリンは2023年1月2日にシンシナティで行われたベンガルズ戦で相手選手をタックルした後に心停止を起こしたが、すぐさまフィールドでCPRを受け、重体のまま病院に搬送されたものの、奇跡的に一命を取り留めた。その後、復帰して2024年シーズンは先発を務め、ビルズの5年連続AFC(アメリカン・フットボール・カンファレンス)東地区優勝に貢献した。
5台の自動体外式除細動器(AED)が寄付され、1台はフラッグフットボールJAPANに、4台は日本国内のアメリカンフットボールチームとフラッグフットボールチームに贈られる。
日本アメリカンフットボール協会提供
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記事:SPAIA編集部