「三河湾キジハタ釣りが絶好調!」夜のボートルアー釣行で40cm超え頭に5匹【愛知】
三河湾では幻の魚?と言われるほど釣りにくい高級魚であるキジハタが今年2024年はアタリ年?!根の超ピンポイントを撃ち抜く直リグが好調の予感!
キジハタは美味な高級魚
味は究極の美味!ともされる高級魚キジハタ!またの名を「アコウ」や「アズキマス」という名前もあり、日本で全国的に分布しているロックフィッシュです。泳がせ釣りやジギング、タイラバでも狙うことができるターゲットなのですが、今回はワームで岩礁地帯を狙って釣りに行ってきました。
キジハタ釣りの魅力
ロックフィッシュの中でも50cm~60cmほどまでに成長して大型ロックフィッシュ(デカロック)として、ロックフィッシュアングラーの中でも釣れば釣り友に自慢できる!かなり価値のある魚であることはさることながら、食べても絶品という2つの魅力を持つ魚です。
キジハタ釣りのポイント
沿岸の水深1mほど~水深30mほどまでの岩礁帯に生息しており、荒い根回りの中で過ごしたり、ベイトを捕食するために活発に泳ぎ回ったりと、根魚の中でもかなり活発に行動している魚であると思います。
なので餌を食うタイミングと食わないタイミングがはっきりと分かれており、ジアイのタイミングが分かれば連発しやすいです。
使用タックル
7.5ftのMLクラスの根魚スピニングロッドにPEライン1号、リーダー4号で狙っていきます。
大型根魚狙いではPEライン3号などの太いラインを使う場合が多いですが、潮の流れが速い釣り場でボートも流れやすい場所なので、ラインの水の抵抗をなるべく抑えるためにPEライン1号で大型がヒットしてもキャッチする自信があるタックルで狙っていきます。
当日の状況
8月23日の釣行で天気は晴れ、風速は6mほどと船が早く流れてしまう釣り日に当たってしまって、太糸のアングラーさんには釣りづらい日になってしまいました。そのため、スピニングでなるべく細糸を使って底を確実に取っていく作戦にシフトしました。
オススメの仕掛け(リグ)
ボートでピンポイントの根を撃ち込むために、リグはシンカーとハリをスナップに一体型にした直リグがオススメです。シンカーは潮と風で船の流れるスピードに合わせますが7g~20gの間で使用します。
基本の釣り方
ボトムをチョンチョンと小突くようなアクションがオススメ!船が流れたら大きくリフトして根をずらしてまたボトムをチョンチョンと小突いてバイトを誘います。ワームはシュリンプ系を使うことが多いので、ボトム付近にいるエビやカニなどを連想させるアクションを心掛けています。
根をピンポイントで狙う
まずは水深10mラインの荒い岩礁帯があるエリアをGPS魚探でサーチしながら、船をつけていきます。
根がとても荒いので、根の真上に船をつけて、シューティングでワームを直撃させていきます。
ラインが斜めになってしまうと根にラインが擦れてしまって、魚がヒットした時にラインブレイクしやすかったり、根掛かりが頻発するので、根の荒い場所では真下にワームをシューティングさせるスタイルで狙って行きます。
3箇所目でヒット
根の荒い箇所をGPSにマーキングしてあるので、ピンポイントで撃ち込んでいくと、3箇所目の根でヒット!
そこで同時に2連続ヒットしました!やはり活性が高い群れがいたのでしょうか?
魚礁エリアで40cm超え登場
ピンポイントの荒い岩礁帯を数ヶ所撃ったあとはなだらかなコンクリートブロックが落ちる漁礁エリアにポイントチェンジ!このポイントは範囲が1kmくらいにわたって人工的な岩礁帯になっているので、活性の高い群れを狙うというよりは広く探って居着きのキジハタを狙っていくイメージです。
ドテラ流しが的中
広く探る時は船をドテラ流しにして、テンポよく狙って行きます。ドテラ流しにすると自ずとラインも出ていって斜めになりますが、このポイントは根掛かりも少ない場所なので、なるべく長時間ワームを海底付近でアクションさせてアタリを待ちます。
ちょうど潮が効いてきたタイミングで40cmオーバーのキジハタをキャッチできて、その後も2匹追加することができました。
最終釣果
最終的にはキジハタ5匹とカサゴ10匹程度と、個人的には満足の得られる釣行でした。もう少し水温も下がっていけばカサゴも積極的にバイトしてくると思うのでアタリが増えて楽しくなりそうな予感です!
<杉浦永/TSURINEWSライター>