日本は139位! 最新・世界の暑い国ランキング 世界の気温はどうなっている?
最新「世界の暑い国ランキング」
世界人口レビューは、1991年から2020年の世界各国の年間平均気温を算出。「世界の暑い国ランキング」をまとめた(※1)。その結果を紹介しよう。
世界で最も暑い国は「マリ」と「ブルキナファソ」
このランキングで最も暑い国1位だったのは、マリとブルキナファソだ。どちらも西アフリカに位置し、隣接している。マリの国土の大半はサハラ砂漠で、ほとんどのエリアで雨がほとんど降らない。そのため、年平均気温が最も高い結果となった。また、ランキング上位に入った国は、どれも赤道に近いエリアの国ばかりだ。
日本は139位
気になる日本のランクだが、このランキングでは139位という結果だった。日本は夏は気温が高くなるが、四季があり冬には気温が下がる。そのため、年平均は赤道近くの国よりも低くなり、結果としてランキングはそれほど高いわけではなかった。
気候変動・地球温暖化でランキングに変化?
今回のランキングは、1991年から2020年のデータをもとにしたものだ。2023年と2024年は、地球温暖化が進み、各国で夏の気温が上昇。気候変動も指摘されており、「観測史上最も暑い年」だったと言われている。このため、最新のデータをベースにすれば、このランキングはさらに変化する可能性もある。
これまでの経験にはないような厳しい暑さに見舞われている日本。それ以上に暑い国が、世界には数多くあるということは驚きではないだろうか。「暑い」という結果をそのままにするのではなく、その原因を見つめて、なんらかの対策を行わなければならないときが来ているだろう。