「日本人でも全然いける」カンニング竹山が外国人女性騎手のG1初勝利に思うこと
野村邦丸アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂』（文化放送・月曜日～金曜日9〜13時） 2月24日の放送は、お笑い芸人のカンニング竹山が、昨日行われた競馬のフェブラリーステークスについてトークを繰り広げた。
――競馬の実況が流れる。女性騎手のレイチェル・キングが騎乗するコスタノヴァが1着――
邦丸「きのう、JRA G1開幕戦の第42回フェブラリーステークスが東京競馬場で行われました。そのゴールの模様を、文化放送の高橋将市アナウンサーの実況でお聞きいただきました」
竹山「いや～艶のある実況でしたね」
邦丸「非常に分かりやすいアナウンサーで、おそらく3番手を買っていたんですね」
竹山「（笑）同じプロからすると分かるわけですか？」
邦丸「分かりやすいアナウンサーですので、そういう楽しみ方もあります。で、今の実況で“オレの庭”って言ってましたよね？」
竹山「コスタノヴァは、東京競馬場を全部、5戦5勝の連勝なんですよ。だから、あの実況はコスタノヴァになった気持ちなんでしょうね」
邦丸「コスタノヴァはオスなわけ？」
竹山「オスです」
邦丸「で、ジョッキーは
竹山「女性なんです。今年のフェブラリーステークスは、ダートで超一流の馬たちはサウジアラビアに行ってるんですよ。で、残った…でもダメな馬じゃないですよ。行かなかった中でも強い馬が4～5頭いて、その頂点を決めるというレースだったんです。それで、2番人気のコスタノヴァが見事勝ちました。強い勝ち方でした。その鞍上を乗ってたのが、レイチェル・キングという女性のジョッキー。要は外国人の方ですよね」
邦丸「イギリスの方だそうです」
竹山「この人は、JRAの短期免許というのを取って、日本で最近乗ってるんですよ。外国人の騎手がなんで短期免許を取って乗るのかというと、賞金もいいし、勉強をしたいという理由だったりします。日本人のジョッキーが外国に短期免許で行く人もいますけど、その逆パターンで、レイチェル・キングという女性のジョッキーが勝ったんですけど、JRAの競馬の歴史で、女性がG1取ったのは初めてなんですよ」
邦丸「はい」
竹山「日本人にも女性のジョッキーはいっぱいいらっしゃるから、今は女性も男性も関係ないけど、なんとなく我々コアなおじさんの競馬ファンの中では、G1はまた無理だろうなという雰囲気がありました。もともとキングさんは、すごく腕のいい方で、昨日の騎乗を見てると、「あ、これ日本人でも全然いけるじゃん」って思ったんです」
邦丸「どういうことですか」
竹山「日本人の女性のジョッキーでも、強い馬と出会ったりとか、乗せてもらったり、そうすると…。今までは、さすがにG1は腕力で無理なのかなとか勝手に思ってたけど、改めて女性も男性も「あ、関係ないんだ」と。だから、次は日本人のJRAに所属している女性騎手でG1勝つ人が出てこないとダメだなと思います。それには運もあるんですよ。どの馬に出会うかは、男性のジョッキーでもそうだし。男性のジョッキーで1回もG1に乗ったことがありませんという人も、ごまんといるわけです。そこは男性女性関係無いんですけど、けどなんか、ちょっと歴史の扉が開いたという気がします」
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