Yahoo! JAPAN

安田レイ デビュー12年で「今が一番いい」を更新し続ける、飽くなき成長の秘密に迫るインタビュー

SPICE

安田レイ

デビュー当初の可憐で清楚なイメージと圧巻の歌唱力はそのままに、成熟した大人の落ち着きと豊かな表現力を増した歌声で、その魅力を世界に向かって発信中。安田レイの最新シングルは「光のすみか」(TVアニメ『瑠璃の宝石』オープニングテーマ)と、「BROKEN GLASS」(テレビ朝日系金曜ナイトドラマ『奪い愛、真夏』主題歌)という、両極端な曲調を持つ強力タイアップソングを軸に、全編英語詞にチャレンジした新曲「NOW」と、昨年大きな話題になったカバー曲「やさしい気持ち」(CHARA)を加えた充実の4曲入り。デビュー12年で「今が一番いい」を更新し続ける安田レイ、その飽くなき成長の秘密に迫る最新インタビュー。

――ここ2年ほど、海外公演がぐっと増えていますね。

そうなんです。数日前にドイツのアニメフェスから帰ってきたところなんですけど、もうとにかく感動の嵐でした。行く前は、たぶんドイツで私の歌を聴いてくれている方はそんなにいないんじゃないかな?と思っていて、はじめましての気持ちで、私がどんな人かをみんなに知ってもらおうと思っていたんですけど。「10年以上前から聴いてます」という方が何人もいて。サイン会もやらせてもらったんですけど、「やっと来てくれました」「ずっと待っていました」という声をたくさんかけてもらって、「毎日仕事がしんどいけど、レイちゃんの曲を聴くと頑張れちゃうんです」「本当に支えてもらっています」と言われたりとか。

――それは嬉しいですね。

そういう言葉が直接聞けるなんて想像もしていなかったので、世界中にこうやって待ってくれている人がいるんだから、もっともっと頑張らなきゃ!と思いました。ドイツの会場だったんですけど、ヨーロッパのいろんな地域から会いに来てくれて、本当にパワーをたくさんもらいましたし、実際ライブもすごかったんですよ。「Not the End」という曲を歌った時に、日本ではコールがない曲なんですけど、みんなペンライトを持って、間奏でコールが始まって、「うわー、すごい!」と思って(笑)。ロングトーンで歌うところでは、歌に合わせてコールを伸ばしてくれたりとか、みんな曲をよく知ってくれていて、すごく幸せな時間でしたね。こうやって待ってくれている人が世界中にいるのなら、もっともっと頑張ってまた会いに行きたいなと思いました。

――ほかにも、インドネシアのフェスとか、中国ツアーとか。アジアでの活躍も増えていますね。

中国の方もすごく愛情表現が大きくて、去年初めて中国ツアーをやらせてもらったんですけど、「待ってたよ!」という言葉をたくさん聞けました。行く前は、本当に聴いてくれているのかな?と毎回思うんですけど、どの会場にもたくさんのお客さんが集まってくれて、たくさんの愛情表現をしてくださって。特に印象に残っているのが、デビュー曲の「Best of my Love」を中国のファンの皆さんが大好きで、大合唱が起きたんですよ。日本のライブでも聴いたことがないような大合唱が起きて、「すごい! この曲をこんなに愛してくれているんだ」と思って、毎回感動しながら歌っていました。

――2013年に「Best of my Love」でデビューしてから12年。もしかして今が一番いい時期かもしれない。

今が一番最高です! “今が一番いい”を、ここ数年ずっと更新できているような気がしていて、これからの未来がすごく楽しみですし、もっともっと頑張って、日本のライブもそうですけど、世界に向けてもっとグローバルに活動できるアーティストになれるように、更に自分を磨いていかなきゃいけないなと思いますね。

――そんな、いい流れの中でリリースされる、ダブルAサイドシングル。4曲入りですか。

そうですね。1曲はカバーです。

――CHARAのカバー「やさしい気持ち」は、1年ぐらい前に出したんでしたっけ。カバーシリーズの一環として。

そうです。カバー企画をSNSでやっていて、そこですごく反響があって、CHARAさんご本人にも届いて、「最高!」というふうにCHARAさんのインスタグラムにもアップしてくださったんです。CHARAさんのファンの方にもたくさん見て、聴いていただけて、本当に嬉しいコメントをたくさん残してくださって、すごく嬉しかったです。それを映像だけじゃなくて、音源として残したいという思いでレコーディングしました。

――誰もが知っている名曲のカバーって、難しい気もします。プレッシャーはなかったですか。

カバーする時って、原曲の質感、トーン、ニュアンス、みんなの記憶だったりとかが、深く深く存在しているので。同じ声はもちろん出せないので、“何か違うな”と思われたらどうしようというのはあるんですけど、CHARAさんが「いいね」と言ってくれたのが一番嬉しかったです。物まねをしようと思っているわけじゃないので、自分の経験だったり、自分の声質だったりを通して“この歌を歌わせていただきます。大好きですと”いう、愛を乗せて歌う感じですね。ぜひ聴いてもらいたいです。

――表題曲の話にいきましょう。ダブルAサイドシングルの1曲「光のすみか」は、7月から放送中のTVアニメ『瑠璃の宝石』オープニングテーマ。どんなふうに作っていった曲ですか。

まず『瑠璃の宝石』が鉱石や天然石のお話と聞いて、私にとってすごく身近というか、今日もモルガナイトのリングをつけているんですけど、モルガナイトは4月の誕生石で、今年の誕生日にマネージャーさんにいただいたプレゼントなんです。ネックレスはオニキスなんですけど、元々こういう天然石が好きで、美しさもそうなんですけど、何かパワーをもらえるような気がしていて。そういう、よく身につけているものがテーマになっているお話ということで、本当に嬉しかったのと、石がテーマのストーリーって何だろう?と思いながら、原作の漫画を読ませていただきまして。そこで、石のストーリーもそうなんですけど、主人公の瑠璃ちゃんの成長物語でもあるなと読みながら感じていて、どちらにもストーリーがあるなということに気づいたんですね。

――はい。なるほど。

元は山の上にあった石が、雨が降ったり嵐が起きたり、何千年、何万年と時間をかけて川を下ってくるんですけど、それと人間の瑠璃ちゃんの成長と重なる部分がたくさんあると思いながら、石にフォーカスしすぎず、瑠璃ちゃんにフォーカスしすぎず、どちらも重なる部分を歌詞にしたいなと思いながら書いていきました。

――重なる部分というのは、たとえば?

いきなり欲しいものは手に入らないし、いきなり行きたい場所にはたどり着けないし、石も時間をかけてゆっくり育ってきているという部分を歌詞で表現できたらいいなと思っていました。この作品の中ですごく印象に残っているのが、「偶然が何個も重なって石はここにたどり着いたんだよ」というセリフがあるんですけど、人間もそうじゃないかと思っていて。私がここにいるのも、いろんな偶然が重なって、いろんなラッキーが重なって私は今ここで歌を歌っているので、同じだなと思ったんですね。《幾重にも重なってるこの地球(ほし)の偶然》という歌詞はそういう部分を表しているし、一つでも欠けていたらきっと出会えていなかったというのは、石もそうですし、瑠璃ちゃんと仲間たちも、私と私の仲間たちもそうなんですけど、ちょっとでも違うルートに行っていたら、出会えていなかったかもしれないんですよね。

――確かに。

「過去に起きたことは全て意味があったよね。だって私たち、こうやって出会えたもんね。いろんな偶然があったからだね。すごい奇跡だね」ということを、この作品では表現しているので、歌詞でもそこを表現したいなと思いながら書いてきました。あとは、川、海、山とか、景色が見えてくるワードを入れたいなと思っていて、感情だけじゃなくて、その景色や大地を踏みしめている瑠璃ちゃんが浮かんでくるような歌詞にしたいなと思っていましたね。

――「光のすみか」というのは、どんなイメージですか。

サビの部分に《影の向こう、真実の色、見つけ出すよ、光のすみかを》という歌詞があって、本当に欲しいものは、目の前にあっていつもパッと取れるものじゃないなと思ったんです。瑠璃ちゃんが川に行って、大きな石があって、その裏側にもぐって行かないと見つけられないというイメージで、好奇心を持って踏み入れないと届かない場所にあるということを歌詞にしたので、“光のすみか”は、天然石たちを表す言葉として適しているかもしれないと思ったんです。ちゃんと踏み入れていくことは、時間もかかるし大変だけど、その先には光が待っているよということを、“光のすみか”というワードで表現してみました。

――美しいフレーズですよね。レイさんのこれまでの歩みとも重なり合うような。

瑠璃ちゃんの世界を描きながらも、自分のフィルターを通しているので、自分の思いというのは乗っかりますね。

――あと、歌い方がシリアスで大人っぽい感じというか、絵が可愛いアニメですけど、歌はまた違うニュアンスがあって、そこに深みを感じました。

レコーディングの時に、声のトーンはすごく意識しました。イントロのコーラスだったり、全体のサウンド感もそうなんですけど、明るい曲ではないので、人間が抗えない自然の強さや怖さみたいなものと、最初の頃の瑠璃ちゃんのちょっと不安定な気持ちというか、面白いことが何も見つからない頃の瑠璃ちゃんが、水晶との出会いがきっかけで、新しい冒険が始まるんですけど、好奇心の隣にある緊張感みたいなものも、声のトーンで表現できたらいいなと思っていたので。そこから曲が進んで、サビに向かっていくと、広い大地に瑠璃ちゃんがたどり着いて、この自然が、風が、雨が、この綺麗な石たちを私のもとに運んできてくれたことに気づく、その感動をサビで表現したくて、開けていく感じを意識しながら歌っています。

――これをきっかけに、天然石の魅力に気づく人がいたらいいなと思います。レイさんの歌がそのきっかけになったら、素敵ですよね。

『瑠璃の宝石』を見ていくと、この綺麗な石には長いストーリーがあるんだなということに気づくんですね。元から綺麗に生まれたわけじゃなくて、何万年前から存在していたものが磨かれて、ここにたどり着いたんだと思うと、いわゆるパワーストーンと言われているものもそうですけど、パワーがついていることがすごく理解できるので。だって、私たちの大先輩じゃないですか。

――ですね(笑)。確かに。

昔からこの地球上に存在していて、そりゃ何かしらのパワーがあるよなという気持ちになりますよね。私はアクセサリーを作るのが好きで、天然のストーンを使ったりしていたんですけど、知れば知るほど奥が深くて、もう沼ですね(笑)。いろんな種類の石があって、いろんな理由でこの模様ができていったとか、一個一個のストーリーがあって、なんてロマンに溢れているんだろうと思います。

――読者のみなさんもぜひ、天然石の沼へ。そしてダブルAサイドのもう1曲「BROKEN GLASS」は、まったく違うタイプの曲。TVドラマ『奪い愛、真夏』主題歌です。「光のすみか」と同じ人が歌っているとは思えないんですけど。

そうですね(笑)。過去の『奪い愛』シリーズを見ていたので、お話をいただいて嬉しかったです。セリフもそうですし、画力(えぢから)のある作品なので、それに負けない曲にしなくちゃいけないと思って、結構プレッシャーを感じていました。台本を2話ぶん読ませていただいて、最初からすごく面白かったので、どういう歌詞にしようと思ったんですけど、インパクトのあるセリフがとにかく多くて、全部使いたいけど1曲には収められないみたいな、ヒントが多い台本だったので、楽しみながら歌詞を書かせてもらいましたね。

――面白い設定ですよね、このドラマ。

不倫×タイムリープというテーマなので、ただの不倫物語だけじゃなくて、タイムリープで過去に戻れちゃうというストーリーを、自分なりに噛み砕いて歌詞を書かせてもらって、《時計の針》とか、時間の流れを表現するワードも入れてみました。「BROKEN GLASS」というタイトルは、英語で「Don’t cry over spilled milk」という言葉があって、「こぼれたミルクはカップには戻らないんだから、もう泣くな」という意味で、歌詞を書きながらそれがパッと浮かんで、「BROKEN GLASS」=割れたガラスは元の形に戻らないんだから泣くな、というふうに変えました。一回壊れたものは元に戻らない。でも巻き戻してあの日へ戻りたい。そういう気持ちがあって、最後のサビの《本当は最初から、ねぇ、わかっていた結末(こたえ)》という歌詞で、“こうなっちゃうことはわかっていたけど、足を踏み入れてしまった、へへへ”みたいな、悪魔的なニュアンスも入れて。

――ああー。なるほど。

そして、オープニングで使っていただくのは1番で、2コーラス目はもうちょっと自由に、日常に溢れている瞬間を歌詞にしたいなと思っていました。《今日だけって言い訳をして、またドアを開けてしまう夜》という歌詞があるんですけど、これは実は、私が真夜中に冷蔵庫でカチカチに冷やしている、250キロカロリーぐらいあるチョコレートを、扉を開けてこっそり食べているシーンを思い浮かべながら歌詞を書いたんですよ。ダメだとわかっているんだけど、“この1枚だったらいいよね”みたいな気持ちで、《あなたに手を伸ばす》という歌詞は、実はチョコレートに手を伸ばしているんです(笑)。《気づかぬフリしてた、甘い蜜の副作用》というのは、1回そのチョコレートの味を知っちゃうと、また次の日もそれを求めてしまうということで、《愛おしさ、トゲごと抱きしめて》というのは、この250キロカロリーを摂取しちゃうことと、相手に抱きしめられたいということの、ダブルミーニング的な感じです。ついやっちゃうこと、どうしてもやめられないことをテーマにして歌詞を書いたので、その視点で聴いてみると面白いかなと思います。

――しかもこの「BROKEN GLASS」、レイさんの歌がすごい。鬼気迫るというか、こんなに激しくエモーショナルな歌い方、初めて聴いた気がします。

これだけ尖った歌詞が書けたので、歌のニュアンスも結構強めというか、これを優しい声で歌ったら意味がないと思ったので。一行目の《笑っちゃうよね、全部壊れて》のところから平常心じゃないというか、“壊れちゃったね、あはは”みたいな感じを歌でも表現しようと思ったので、こういう歌い方になったんですけど、楽しかったですね。レコーディングもそうですし、ミュージックビデオも今まで以上に尖ったものができて、優しい顔を一瞬もしていないし、今まで以上にクールで攻撃的な作品になったので、ミュージックビデオもぜひ皆さんに見ていただけたらなと思います。

――安田レイの新たな一面が見られる曲。

こういう自分を出せるのが、めちゃくちゃ楽しいです。20代の頃はたぶん、こういう壊れた歌詞は書けなかったと思いますし、もっと綺麗にまとめなきゃみたいな意識が強かったんですけど、この曲は綺麗にまとめられないというか、ある意味それがテーマになっている曲なので、30代になったからこそ書けた歌詞なのかなと思います。

――という、両極端な2曲に続いて、3曲目に収録されているのが新曲「NOW」。全編英語の歌詞の曲は、初めてですよね。

書く前に、全部英語にチャレンジしてみたいということと、最近は海外でのライブが増えているので、お客さんと一緒にシンガロングできる曲を作ろうというテーマがありました。メロディを作っていくうちに、アンセム感のある曲にしたいなと思って、どんな歌詞にしようというのはあまり考えずに書き始めていったら、デビューからの12年を振り返るような1曲になりましたね。「光のすみか」とも重なる部分があるんですけど、行きたい場所にはすぐにはたどり着けないし、手に入れたいものはすぐには手に入らないし、あっちに行ったりこっち行ったりして、ゆっくり時間をかけてやっとここまでたどり着いたなと思っているので。

――メッセージというか、自分で自分を確かめるような歌詞ですよね。

たぶん20代の時に、小さな種をいっぱい蒔いてきたんですよ。その種が今、見えないところで根を張っていて、これから花が開くんだ、それが今だ、《It's NOW!》というのがサビの頭の歌詞になっていて。何事にも時間がかかるけど、全てには意味があったと思いたいし、Scars=傷をいっぱい作りながらも、それが今は私の未来を照らしていてちゃんと花を咲かせるんだ、やっと自分が本当に感じていること、思ってることがわかったんだ、それが“NOW”だという、そんな曲になったと思います。

――「光のすみか」もそうですけど。今レイさんが一番言いたいことが詰まった歌だと思います。

あと、やっぱり英語なので、表現が直球というか、日本語と英語の違いって何だろう?と考えた時に、日本語は寄り道みたいなものが歌詞の中にいっぱいあって、英語は太い一本道が真ん中にあるような感じで、これをそのまま日本語にしたら、ちょっと違和感があるような気がするんですね。たとえば《Scars shining like true gold》は、傷が金ピカに輝くって、日本語として絶対おかしいんですけど、英語だからまっすぐに言っても大丈夫な部分があって、英語で歌詞を書くのは面白いなと思いました。

――韻を踏む気持ちよさもありますし。途中の“ing”とか“er”で脚韻を踏んでいくところ、すごく気持ちいいです。面白いです。今後も英語の歌詞、書いてみてください。

そうですね。今までは、どうしてもどこかに英語を入れたくなるというか、寄り道が好きなんですよ。歌詞の寄り道が。寄り道しながら太い道に向かうみたいなことを、たぶん今までやってきていて、「Not the End」も英語をちょいちょい混ぜるみたいな、でもメインは日本語みたいな、そういう歌詞の書き方が多かったんですけど、1回も日本語を入れないのは完全に初めてだったので、これは面白いなと思いました。1番が日本語、2番が英語とか、やったことのないスタイルがまだまだあるので、これからやっていこうかなと思っています。

――楽しみです。そして、リリース後の9月27日には、2回目となるプラネタリムでのライブを東京で。さらに1年ぶりのツアー『Rei Yasuda Live Tour 2025 “Scarlight”』は、11月21日に大阪、12月7日に大阪、そして11月7日と9日には中国公演も決定しました。意気込みをぜひ。

“Scarlight”は、今お話しした《Scars shining like true gold》という歌詞からインスピレーションをもらっていて。今回作った3曲(「光のすみか」「BROKEN GLASS」「NOW」)には、光と闇の共存というテーマがあって、ツアータイトルには光の要素も欲しいけど、光だけじゃないんだよなと思って、闇の部分って何だろう?と考えた時に、Scars=傷って言ってるな私、と思って。駅でぼーっと考えている時に、Scarlightという造語はStarlightっぽくて何かいいなと思ったんですね。意味合いもパッと浮かびやすいし、面白いかもしれないなと思ったので、そのままツアータイトルを“Scarlight”にしました。

――傷が作り出す光。

今まで12年間活動してきた中で、思うようにいかなかったり、傷つくことがいっぱいあったりしたけど、過去のいろんな傷が今の自分を照らしているし、未来を照らしているなと思って。私が今表現したいのはこれだなと思ったし、ツアーに来てくれるお客さんにもいろんな人生のストーリーがあるから、みんなで傷に光を当てて、照らし合えたらいいなと思っていて。そうやってお互いの過去を、傷を肯定できるような気持ちになれる、そんなツアーにしたいなと思いながらタイトルを考えました。

――それこそ、天然石にも通じる気がします。傷があることによって、美しく輝く石もある。

傷は、石にも、人間にも、必要な要素だと思います。今私はそれを歌に乗せたいし、表現したいんだろうなと思います。

――歌が心に残ったら、みなさんぜひライブへ。

「光のすみか」をきっかけに来てくれた人が、「BROKEN GLASS」を聴いたら、“ええ!?”ってなっちゃうんじゃないかなとも思いますけど(笑)。

――それがレイさんの多面的な光り方だから、いいんです。12年、15年、20年と、これからの活動も楽しみにしています。

“今が一番”を更新できていると思えるのが、本当に幸せだなと思います。もっともっと磨いて、海外でも待ってくれている人がいることを本当に知ったので、頑張っていきたいなと思います。

取材・文=宮本英夫

【関連記事】

おすすめの記事

新着記事

  1. 【USJ ハロウィーン】ゾンビが “超狂暴化”して大群で襲来!King Gnuの新曲で踊り狂う恐怖と熱狂の夜、ハロウィーン・ホラー・ナイト

    鉄道チャンネル
  2. 店名「スワヒリ料理とピザ」でポテトを注文しようとするも諸事情により別の「爆盛り料理」を食べた理由【カンバ通信:第413回】

    ロケットニュース24
  3. 淀屋橋ステーションワンに「淀屋橋スカイテラス」 夜景も楽しめる展望スポット

    OSAKA STYLE
  4. 【今治市・ぎょうざの店 白雅】2025年は9月21日まで!餃子の名店で駆け込み「冷麺」

    愛媛こまち
  5. 『べらぼう』天明の打ちこわし勃発「米がないなら犬を食え!」という役人の暴言は本当か?

    草の実堂
  6. 【久万高原町・レストラン モルゲン】あの味を求めて久万高原へドライブ 予想外な場所に移転していた老舗洋食店

    愛媛こまち
  7. 【忖度なし】ペヤングが異例の8月新商品カレー祭り! 3種類食べ比べて分かった本当に美味い新商品は?

    ロケットニュース24
  8. 《福浦産廃》事業者と計画に根強い不信感

    赤穂民報
  9. 亀井義明さんモデル 映画『ラドンの奇跡』9月6日に無料上映

    赤穂民報
  10. 防潮ゲート閉鎖しないうちに「完了」報告

    赤穂民報