ラーメンの残り汁は流さないで!手軽な固め方に「ポリマーいらず」「覚えておく」
ラーメンの汁を手軽に捨てる方法とは?
ラーメンを食べたあとに残った汁。そのままシンクに流すと、排水管を詰まらせてしまう可能性があります。
新聞紙やキッチンペーパーに染み込ませて捨てるとよいのですが、新聞紙がなかったり、キッチンペーパーがもったいないと感じたりする人もいることでしょう。「不織布に吸わせる」「吸水ポリマーで固める」という手段もありますが、「わざわざ買うのはちょっと……」という方も多いかと思います。
より手軽かつ無駄のない方法を探していたら、身近なあるもので簡単に捨てられる裏技を発見しました。筆者も試してみたので、本記事で手順と感想をお届けしますよ。
そのままシンクに流すと…
ラーメンの汁には油分や塩分が想像以上に多く含まれているため、そのまま捨てると排水管の劣化を早めてしまうと言われています。排水管の中で油分や塩分が冷えて固まれば、詰まりや腐食、悪臭を引き起こしてしまいかねません。
片栗粉で固めてから捨てると効率的!?
ラーメンの汁を無駄なく手軽に捨てるには、片栗粉を使用するとよいのだそう。
ラーメンの汁を一度温め直してから牛乳パックなどに移し、片栗粉を入れます。
片栗粉の量が少ないととろみがつくだけなので、汁が固まるくらい多めに入れるのがポイントです。ラーメンの汁100ccに対し、片栗粉は大さじ3杯ほどを目安にするとよいでしょう。
スプーンでかき混ぜて少し置くと……。
すぐに固まりました。傾けても汁がこぼれません。
あとは牛乳パックごと捨てるだけです。
メリットとデメリット
家にあるものでできるのが嬉しいポイント。汁気がなくなるので、万が一ゴミ袋が破れたとしてもベタベタにならないのも利点です。
デメリットは片栗粉をたくさん使うこと、ラーメンの汁を温め直すのが少々手間なこと。ひとつの方法として覚えておくとよい裏技だと思いました。
捨て方に困ったら裏技を試してみるのも手!
ラーメンの汁をそのままシンクに流すのは、排水管の劣化を早めてしまうので避けるようにしましょう。吸わせるための新聞紙が家になかったり、キッチンペーパーを使うのがもったいないと感じたりする場合は、ご紹介した裏技を試してみるのも手です。
家にあるものでできるため、低コストかついつでも実践しやすいのが利点。片栗粉の量が少ないとトロッとするだけなので、確実に固まる量を入れてくださいね。
※本記事は個人の感想に基づいたもので、感じ方には個人差があります。
ライター:pomipomi(webライター / 料理研究家)