サーフルアーアングラーの1年間の釣具購入費は7万円 買って良かった3つのアイテムとは?
釣りを趣味にすると、道具への出費は避けられません。とはいえ、どれくらいお金をかけるかは人それぞれ。本記事では、2024年に筆者が釣具に費やした金額を振り返りながら、その内訳をざっくりと紹介します。
2024年はそれほどお金がかからなかった
昨年は特に「保守の年」というわけではなかったのですが、現在のタックルに満足していたこともあり、大きな買い物はあまりしませんでした。
かかった金額は7万円超!
そうは言っても、最終的に釣具に費やした金額は約7万円。これが多いか少ないかは個人の感覚によりますが、一般的な釣り人の年間支出としては、比較的控えめなのではないでしょうか?
私の場合、ルアーフィッシングがメインなので、エサ代がかからないのもコストを抑えられた要因のひとつです。
比較的安上がり?
釣りを楽しむうえで、移動費や宿泊費がかかることもありますよね。しかし、私は基本的に近場で釣りをするスタイル。家から車で数分の場所に海があるため、かかった費用はガソリン代程度です。
車中泊などもうまく活用されている動画配信者さんを見て、憧れたりはするものの、実際に自分でやるとなると、なかなか踏み切れません。
例年の半分以下の支出だった
7万円という金額を振り返ってみると、例年の半分以下でした。サラリーマンの方なら想像がつくかもしれませんが、お小遣いの大半が釣具代に消えているという状況……。正直ぞっとしますが、釣りを趣味にする以上、頻度によってはこれくらいの出費は避けられません。
昨年購入してよかったアイテム
ついでに昨年購入して良かったアイテムを紹介します。
MONSTER SURF
昨年のベストバイはサーフロッドで、G-CRAFTの「MONSTER SURF Openarea SHOOTING Special MSS-1072-TR」。新品を買う余裕がなく、一か八か中古品をオークションで購入したのですが、状態が良好で大活躍しました。特にミノーなどのプラグ系ルアーとの相性が抜群。風が穏やかで波が低めの日を中心に使用し、安定した釣果を得られました。
4万円ほどの出費だったので、この買い物がなければ2024年はさらに低予算で済んだとも言えます。
ショアラインシャイナーZ バーティスR
私は普段、ミノーよりもシンキングペンシルを多用します。その理由は単純で、ミノーは高価だから。しかし、近年はシンキングペンシルの性能向上により、価格差が縮まりつつあります。
DAIWAのミノー「ショアラインシャイナーZ バーティス R125F」は飛距離とアクションのバランスが良く、価格も比較的手頃なため、コスパに優れていると感じました。特に遠浅サーフでは、底を擦らず絶妙なレンジをキープできるのが魅力的。実際にヒラメを数枚キャッチすることができました。
アクセサリーランヤード
以前はスパイラルコードを使用していましたが、伸びてへたってしまったり、糸が絡んだ利するのが気がかりで、DAIWAの「アクセサリーランヤードL」というリーシュコードを導入しました。
このアイテムは樹脂パーツを多く採用しており、海水がかかっても簡単には錆びません。コスト以上の価値がありました。
購入して失敗したもの
製品名は伏せますが逆に購入して失敗したアイテムもありました……。
話題になっていたシンキングミノー
一時期、転売まで発生するほど話題になったシンキングミノーを、ネット通販で 定価以上で購入。
しかし、実際に使ってみると飛距離が思ったほど出ず、使用シーンが限られる という結果に……。さらに「高価だから」という理由で、無意識に使用をためらってしまう場面もありました。
やはり、安定供給されているルアーのほうが、自分には向いていると痛感しました。
パキパキの硬いPEライン
勉強がてら購入した硬めのPEラインでしたが、別記事でも紹介したとおり、普段愛用しているSCノットが組みにくいという致命的な欠点がありました。
さらに、糸グセがつきやすく、帰宅後に100mほどラインを出してテンションをかけ直すという手間が発生。これをしなければ、確実にライントラブルが起きていたでしょう。
初心者の方には適度なしなやかさを持つPEラインを強くおすすめします。
まとめ
この記事をご覧の皆さんは、昨年どれくらい釣具にお金をかけましたか?
私の支出と比較してみるのも面白いかもしれませんね。また、購入した釣具が 必ずしも自分に合うとは限らないのが、この趣味の奥深いところ。試行錯誤しながら自分に最適なアイテムを見つけるために、ある程度の投資は避けられません。
2025年の目標は、お小遣いを数か月貯めて新しいサーフ用リールを購入すること! 今年も無理のない範囲で、釣りを存分に楽しんでいきたいと思います。
<須藤雄飛/TSURINEWSライター>