2か月に1回ほどの頻度でパンク…考えられる理由とは!? 田中シェンさん
石井正則(七代目自転車名人)と疋田智(自転車博士)がいろんな角度から自転車の魅力を発信するTBSラジオ「ミラクル・サイクル・ライフ」(毎週日曜日18時30分~19時) 今週の「ポイント オブ サイクルトーク」はこちら!
今回もモデル・女優として活躍中の田中シェンさんをお迎えしました。
シェンさんの愛車は古道具屋さんで見つけたという1990年代製と思われるクラシックなフォルムのロードバイク。これが人生初のスポーツサイクルです。「これまでに最高でどのくらいの距離を走ったんですか?」という疋田さんの質問に「代々木上原をスタートして、代々木公園を抜けて、表参道を右に曲がって渋谷までですかね」とシェンさん。それを聞いた石井さんは「そのくらいならご近所ポタリングですね」とコメント。すると初心者のシェンさんは「えっ、それでもご近所なんですか!?」と驚きを隠せない様子でした。実際には坂道も多く、シェンさんにとってはかなりハードな道のりだったようです。しかも愛車は“ダブルレバー仕様”とのこと。前後の変速レバーがフレーム下部に取り付けられています。そのため変速時には手を一瞬ハンドルから離す必要があり、操作にはコツが要るとのこと。「ハードに感じたのは、最適なギアを選べていなかったのかもしれませんね」と石井さんと疋田さんは分析します。ギア操作のポイントについて「左はいじらない。右で“重い”“軽い”を切り替えていけば、だんだん慣れてくると思います」(疋田さん)、「今のギアはカチカチと音で分かるけど、当時のは“ぬるっ”と動いて止まりがわかりにくいんですよね」(石井さん)といった、興味深い解説も飛び出しました。この辺りの詳しい話はぜひ音声でお楽しみください。
さらに、自転車に対して熱心なシェンさんは「自分で不具合を直せるようになりたい」との思いも語ってくれました。というのも、2か月に1回ほどの頻度でパンクするのだとか。その原因としては「タイヤかチューブの劣化?」「空気圧が足りない?」「リムテープの劣化?」などが考えられましたが、最近オーバーホールを済ませたばかりとのこと。最終的には、細いタイヤで段差を越える際にかかる負荷がパンクの原因になった可能性が高いという結論に。
また、シェンさんから「街乗りにおすすめのコースを知りたい」とのリクエストがあり、この季節にぴったりなルートを石井さんと疋田さんが提案しました。
(TBSラジオ『ミラクル・サイクル・ライフ』より抜粋)