サーティーフォー 東京プロマーケット上場
相模原市緑区橋本に本社を置く株式会社サーティーフォー(唐橋和男代表取締役)は12月27日、東京証券取引所が運営するTOKYOPROMarketに上場した。1月7日には同所内でセレモニーが開かれ、役員や社員らが参加し、新しい船出を祝った。
同社はサーティーフォー及び連結子会社であるサーティーフォー交通株式会社の計2社でグループを構成し、分譲住宅・注文住宅・事業用不動産・収益不動産等の販売を中心とした「総合不動産事業」とサーティーフォー交通における「タクシー事業」の2つの事業を展開している。売上高は73億4800万円(2023年12月期、連結)。従業員数は132人(2024年11月末時点、連結)。
今回の上場の目的は「さらなる業容拡大の加速のために、上場による社会的信用力の向上、優秀な人材の確保」としている。
TOKYOPROMarketは2009年に開設された「プロ向け」の株式市場。株を買うことができる投資家を、株式投資の知識や経験が豊富なプロ投資家(=特定投資家)に限定しているのが特徴。
7日のセレモニーには同社の役員や社員ら関係者約60人が参加し、東証名物のリング状の大型LED表示「チッカー」を前に記念撮影を楽しんだ。恒例の鐘を鳴らす場面もあり、唐橋社長らが木槌を手に高らかに響かせた。
セレモニーを終えて唐橋社長は「優秀な人材を確保するためにも上場は1つの手段として有効。会社の経営がガラス張りになるのでお客様との関係でも信頼感が増す。会社のガバナンス、コンプライアンスが今、重要になっている。いかに正直な経営ができるかが大切」などと話した。