【ソンフン ファンミレポ】自然体の魅力で繰り出すファンサに「そこまで!?」の声も!?
6月21日、KT Zepp Yokohamaでソンフンが約5年ぶりとなる来日ファンミーティング『2024 SunghoonJapanFanMeeting– Summer Story –』を開催。
昼夜2回行われ、自由で飾らない姿でファンを釘付けにしたサービス満点のイベントから夜公演の様子をレポート。
のっけから客席に下りファンと交流
会場の照明が落ちると『世界中の誰よりきっと』の韓国語カバー曲『Love Fool』を歌いながらソンフンが現れた。
ここでいきなり客席に下りたのにはびっくり。ファンもそれに応えて「ソンフンオッパ〜！」「モシッタ（かっこいい）！」「かわいい！」と口々に呼びかける。
「皆さまこんばんは。僕はソンフンです。今日1日僕のために空けてくれてありがとうございます」とあいさつした後はフリートークへ。
ひげが濃いため1日3回は剃っているという話から、最前列のファンにあごを触らせて、ひげの具合を確認させるという行動に出る。
予想外の動きを見せるのがソンフンの面白いところだが、それにしてもいきなりひげチェックとはさすが。
ここでMCの仕切りで近況報告が始まると「全然忙しくない。だから最近はもっぱら釣りをしています」と人気俳優らしからぬ話をしたかと思えば、「釣りをやってる人？」と客席に問いかけ、しばし釣り談義。
その後は近況写真、主演ドラマ『完璧な結婚のお手本』の映像を見ながら、キスシーンについてのトークが繰り広げられた。
事務所の後輩も登場しイベントを盛り上げる
続いて、同作で秘書役で共演した事務所の後輩ドユがゲストとして登場。
昼公演でも散々ソンフンにいじられたようで、ちょっと及び腰ながら、仲良しモードを全開させていた。
過去のファンミーティングでも事務所の後輩を紹介していたソンフン。彼自身は一人っ子だが、面倒見のいいアニキぶりが板についている。
和気あいあいとした雰囲気の中、ドラマ再現のコーナーが開始。最初に選ばれたファンは奈良から来たというご年配の方。
ソンフンにエスコートされステージに上がるとバックハグされて「夢のよう」と感激の涙を流す姿に会場全体が温かな気持ちに包まれた。
2人目のファンはお姫様抱っこをされて夢見心地に。
相手がどんなに年上でも変に気を遣ったりせず、同じように自然体で接するのがソンフンのいいところ。ファンも彼のマイペースな振る舞いを楽しんでいるのがよく分かる。
ファンのリクエストに直接客席で応える姿も
海岸が舞台という設定の再現では、海という難役をむちゃぶりされ困惑しながらもなりきって笑わせたドユは、ソロステージではスピッツの『チェリー』をカンペなしで完璧に歌い上げる姿で歓声を浴びた。
そして、衣装替えをしたソンフンが再登場し、オリジナル曲『Truth』（『完璧な結婚のお手本』のOST）を熱唱。次のゲームコーナーは「皆さんの欲望を満たすコーナーです」と言いつつ、次々にファンのリクエストに応えていく。
「私を抱け！」との要望には、そのファンを直接客席に訪ねて熱いハグ。リクエストごとにステージと客席を行き来し、ハグを繰り返すソンフンに会場の熱気は高まるばかり。
彼がファン思いとはいえ驚くほどのサービス精神に、そこまでする!? と脱帽。その上「選ばれなかった人も残念に思わないで」と全員への思いやりも忘れない。こういう配慮がファンの心を掴んで離さないのだろう。
総立ちのファンで会場の興奮もマックスとなったところで、今度はダンサーを従え、これもオリジナル曲『SI JAK IN GA YO（始まりですか）』（『高潔な君』のOST）を披露。
歌い踊りながら「家へ帰って！」とファンを促す、ツンデレなソンフンスタイルに皆も大喜び。
最後は再びドユも加わってPSYの『It’s Art』とBIGBANGの『SUNSET GLOW』を全員で歌い、彼が汗を拭いたタオルを客席に投げ入れるとさらにヒートアップ。
最後は真面目に「一番大事なのは健康です。皆さん健康でまた次回会いましょう。別れがイヤなので、つい話が長くなってしまいます。気をつけて帰って」と名残を惜しむと、
ステージの中央で正座してお辞儀し「皆さま本当にありがとう！」と心からの感謝を表した。クールな外見とは真逆な、温かみあるソンフンの魅力を堪能することができたイベントだった。
(韓流ぴあ/小田 香)