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さいたま市「鉄道のまち大宮」に新ランドマーク誕生へ 鉄道車両の展示や新幹線荷物輸送を活用したイベントも

鉄道チャンネル

(仮称)桜木PPJ」完成イメージパース(画像:大和ハウス工業)

JR大宮駅西口(さいたま市)で、新たなランドマークづくりがスタート

大和ハウス工業、大和ハウスリアルティマネジメント、そしてJR東日本の3社は4月、旧桜木駐車場跡地で大型複合開発プロジェクト「(仮称)桜木PPJ」を着工しました。

計画地はJR大宮駅西口から徒歩約10分、約1万8000平方メートルのエリアです。一帯には商業棟、オフィス棟、駐車場棟、フィットネス棟、MICE対応の結婚式場棟の5棟が並び、総延床面積は3万平方メートルを超えます。2027年春の完成を目指しています。

3社によると、プロジェクトは「Omiya Well-being Station」をコンセプトに、3つのポイントで街の魅力を高めるとしています。

まず、暮らす・働く「Well-being LIFE」では、商業棟にスーパーマーケットやクリニックモールを設置し、オフィス棟にはシェアオフィスと地域交流スペースを設けることで、新たな事業創出とコミュニティの活性化を図ります。

次に、触れる「Well-being CULTURE」では、「鉄道のまち大宮」を象徴する鉄道車両を展示する「電車ひろば」を整備。地域の方や来街者へ向けて各種イベントを開催するといいます。

また、大宮駅が新幹線の停車駅である立地を活かし、新幹線荷物輸送サービス「はこビュン」を活用して、東日本エリアの食文化をつなぎ、地域間の交流を促進するとしています。

「電車ひろば」イメージ(画像:大和ハウス工業)、「はこビュン」イメージ(画像:JR東日本)

【参考】E3系新幹線を「荷物専用」に改造!? 年間100億円規模の収益獲得目指し、JR東日本が「はこビュン」サービス本格化!
https://tetsudo-ch.com/12997709.html

そして、つながる「Well-being COMMUNITY」では、多目的に利用できる結婚式場棟を中心に地域のライフイベントを支援。災害時には駐車場棟を帰宅困難者の一時避難場所として開放し、非常用トイレやかまどベンチを備えた防災拠点とします。地域の店舗と連携して食料を提供するなど、安全・安心のまちづくりに貢献するとしています。

JR大宮駅は埼玉県内で1日の利用者数が最も多く、12路線が乗り入れるターミナルです。大宮エリアは「SUUMO住みたい街ランキング2025首都圏版」で2位を獲得するなど利便性と人気が高く、新たな複合施設は西口のランドマークとして期待されています。

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