植田|香り立つ本格手打ちそばに舌鼓を打つ!地元民に長年愛され続ける駅近の蕎麦屋
「え、駅近にこんなおいしいそば屋あったの?」と驚きながらも、ひと口でわかる確かな味。
暖簾をくぐると、丁寧に打たれた蕎麦とやさしい出汁の香りが迎えてくれます。
一見すると控え目な外観ながらも、心地よく落ち着いた佇まいに思わずほっとし、気づけば常連になってしまいそう。
そんな地元民に長年親しまれ続ける、隠れた名店の魅力を探りにいってきました。
一度啜れば、忘れられない!「駅近に、いいそば屋あるよ」と言いたくなる店「植田 守貞(もりさだ)」
植田駅すぐ!ビル1階にある隠れ家的蕎麦店
地下鉄鶴舞線「植田駅」3番出口から徒歩2~3分と非常にアクセスが便利なのも嬉しいポイント。
名鉄交通ビルの1階に入っており、西側に専用駐車場3台と、地下にも共用駐車場があるため、車でも気軽に訪れることができます!
周囲は住宅街中心の落ち着いたエリアで、隠れ家的なお店のため、初見だと見つけるのが難しいかもしれません。しかし、一度訪れれば印象に残るような佇まい。
入口はビル内部と外部の2箇所から入店可能。暖簾や看板からも和の趣を感じられ、外からでもわかる品の良さ。
メニュー表も外に置いてあるため混雑時は、椅子に腰かけながらじっくり吟味するのもよさそうですね。
期間限定メニューや1日10食の限定メニューもあるので、気になっている方はお早めに!
木の温もりに包まれ、上質で静かなひと時を
暖簾をくぐって店内に入ると、木目を基調とした落ち着いた雰囲気が広がっていました。
温かみのある照明と心地よいジャズのBGMに、思わずリラックスする空間。
総席数は30席!テーブル席同士は仕切りがあり、隣の席としっかり距離を取ることができます。
静かな時間を楽しみたい、少人数でゆったり食事がしたい、という雰囲気重視の方にもおすすめです。
テーブル席だけではなく、半個室・掘りごたつ個室があるのもありがたい!
もし利用する場合は電話での事前予約がおすすめです。掘りごたつ式は扉・壁付きなのでお子様連れの方も安心して利用できそうですね。
職人の技が光るこだわりのラインナップ
今回は「限定10食」の言葉に惹かれたこともあり、そばくらべ(松)を選択。
2種類の食感の違う麺を楽しむことができ、天ぷらもついてくるのは満足度が高いです!
さらには、プラス200円で更科蕎麦に変更できる、とのことで「細打ちせいろ」から「更科蕎麦」に変更しました。
更科蕎麦とは、「胚乳の中でも白くきめ細かい一番粉だけを使った高級そば」とのこと。
柔らかくて白い蕎麦は予想もつかず、早くも料理の到着に胸が高まります。
同行者はひめ御膳を注文。こちらも1日限定10食。
天ぷら・いなり寿司・そばとバランスよく食べたい方におすすめ。
日替わりの天ぷらは魚や季節野菜となることが多いそう。
ウイスキーや日本酒が多く取り揃えられており、お昼から飲めるのも嬉しい!
今回は注文しませんでしたが、メニューには、それぞれの種類の味の特徴や製造背景が細かく書かれているので、ぜひチェックしてみてくださいね!
店内で見つけた、暮らしに寄り添う素敵な和雑貨たち
注文を終え店内を見渡していると、おしゃれ商品たちがディスプレイされていることに気づきました!
お皿やおちょこなど、落ち着いた色味や質感の食器を中心に、キーホルダーやタオルなどの雑貨まで幅広く取り揃えられており、思わず手に取りたくなるアイテムがずらり!
100円~コップや小皿などが購入できるため、プレゼントだけでなく普段使いとしても、ご自宅で気軽に和の雰囲気を楽しむことができそうですね!
そばだけじゃない!満足度を深める逸品たち
●ひめ御膳 2,400円(税込)
こちらは鱧・えのき・かぼちゃ・オクラ・パプリカの5種類。どうしても鱧が気になり、1つだけいただきました。
ふわっとした軽い口当たりと、しっとりした柔らかさがあり繊細な味。白身のすっきりした味わいでありながらも、噛めば噛むほど甘みが広がるため、素材の味を引き出す塩で食べるのがおすすめです。
天ぷらもさることながら、一番驚いたのがひめいなり。大げさではなく、今まで食べたいなり寿司の中で一番美味しかったです。
いなりには、「南関揚げ」という、熊本県の南関町で古くから作られている伝統的な油揚げが使用されているのだそう。
しっかりと甘辛い出汁が染みこんでいて、深みがある味わいが特徴的。ふっくらしており揚げの上にはすりごまが表面にかかっており、カリッとした香ばしさが際立ちます。
予約制ですが8個/1,110円でひめいなりのお持ち帰りも可能なため、お土産やちょっとした贈り物にもおすすめです。
●そばくらべ(松)2680円(税込)+200円(更科蕎麦に変更)
注文して20分弱ほどで天ぷらが到着。海老・穴子・舞茸・かぼちゃ・パプリカ・オクラ・ナスがのった豪華なセットです。
それぞれの食材の個性はそのままに、薄衣でサクッと軽やかに仕上がっており食べやすい。
普段天ぷらを「脂っこい・重たい」と感じている人は、ぜひ一度、口にしてみて欲しい!
そして個人的に、なすとかぼちゃには必ず塩をつけてほしいです。(笑)
ナスのじゅわっとした旨味と、かぼちゃのホクホクとした甘みがより際立ち、素材本来の旨味を存分に楽しむことができます。
お皿からはみ出しており、私が手を目いっぱいに広げても足りないくらいの大きさの穴子!こちらは「おろし大根と一緒に食べてください」とのこと。
外サクッ、中身はふっくらという何とも理想的な食感に一瞬で虜に。
魚独特の臭みもまったくなく、淡泊な味だからこそ、おろし大根と天つゆの相性が抜群。衣にじゅわっと出汁が染み、上品な味わいを楽しむことができます。
お腹も心も満たす、こだわりの手打ち蕎麦
天ぷらを思う存分味わっていると、程なくして念願の蕎麦が到着!
こちらは「平打ちせいろ」といい、うどんのような幅広で平たい形状でもっちりとした口当たりが特徴的。
注文を受けてから熟練の職人が手打ちして茹でるため、蕎麦特有の香りやコシはもちろんのこと、舌の上を滑るようなしなやかな喉越しが味わえ、感動しました。
醤油ベースの甘辛いつゆに加えて、「塩だれ」というものに初めて出会い、驚き。夏場や食欲が落ちる時期でもあっさりと食べられそうですね。
さっぱりして軽い味わいのため、蕎麦本来の香りやのどごしをじっくり味わいたい方におすすめです!
麺のもっちりとコシがある食感や、つるりとした喉ごしを感じるためにも、つけすぎにはご注意を。
こちらは+200円で細打ちせいろから変更した「更科蕎麦」。
真っ白で美しい見た目に、「これが本当に蕎麦⁉」と驚きを隠せません。
それもそのはず。更科粉はデリケートで扱いが難しく、打ち加減や水加減によって大きく味が左右されるそう。そのため提供しているお店も少なく、職人技が求められる蕎麦なのです。
ほんのり甘みがあり、なめらかで絹のような舌触りは喉越し重視の方にたまらない。上品で繊細なため、純粋に麺そのものを味わいつくせる高級感のあるそばです。
こちらはそのまま味わうのが1番のおすすめですが、甘めの醤油だれをつけても、違う一面を楽しむことができます。
麺の繊細さを味わうためにもタレのつけすぎには注意したいところですが、シンプルながらも醤油の香りでより風味が増す組み合わせ。
ぜひ食べ比べて、味の変化を感じてみてはいかがでしょうか。
ホッとひと息。余韻を味わいながら蕎麦湯と甘味で締めくくり
食後に提供されるそば湯は濃厚でとろみがあり、香りをしっかり感じながらホッと一息。
そのまま味わうのも十分ですが、少量つゆを加えて自分好みに変化させるのも面白いです。
いなりや天ぷらが残っている場合は、組み合わせることでより旨味を深く味わうことができるため満足感が高まること間違いなし。
かなりたっぷりポットに入っており、2人で約1.5杯ほど楽しむことができます。
●守貞プリン 350円(税込)
食後の満足感を高めてくれるプリンの上にはなんとそば粉が!ミルクの濃厚な甘さのなかに香ばしさが加えられ、より深みが増す味わい。
真ん中にのっているコーヒー風味のチョコレートも甘すぎずアクセントとして丁度良いです。
和と洋の風味を同時に楽しみたい方にとって満足度が高いデザート。
香ばしく、やさしい一杯。料理に寄り添う和の安らぎ
「守貞」さんでは、食事中や食後に提供されるお茶もそば茶なんです。香ばしくすっきりとした風味は口の中をさっぱりさせながらも、焙煎香が自然と広がり落ち着く味わいが癖になりそう。
レジ前にもそば茶やそばかりんとうなどが売っているので、手土産やご自宅用などにもおすすめです。
香り、食感、空間。五感で味わいお腹も心も満たされたら、また訪れたくなる理由がきっと見つかる。みなさんもぜひ、「守貞」さんで、蕎麦の奥深さに出会ってみてください!
INFORMATION
店名:
植田 守貞(もりさだ)
住所:
名古屋市天白区植田3-1603 名鉄交通ビル1階
営業時間:
[ランチ]11:00〜14:30 (L.O.14:00)
[ディナー]17:30〜21:30 (L.O.21:00)
毎月第3月曜日
(祝日の場合は翌日が休業)
月・火・金はディナー休業
(祝日の場合は夜の部も営業)
Web:
https://www.morisada.site/new-home
一人当たりの予算:
¥2,000~¥3,000
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