俳優・萩原利久インタビュー「神戸牛、明石焼き……神戸のおいしいものは一通り食べた」
毎話驚きの展開で話題の読売テレビ・日本テレビ系日曜ドラマ『降り積もれ孤独な死よ』で、ドラマの鍵を握る重要人物、瀧本蒼佑を演じる萩原利久さんにインタビュー。
第3弾は演技への取り組みや関西についてトークしていただきました。
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灰川邸で見た夏の風物詩とは!?あの芸人と偶然の出会い!?
灰川邸で見た夏の風物詩とは!?
1話を見た視聴者の方から、映画っぽいという声がSNS上にありました。今回撮影や演技で、いつもと違うところはありますか?
取り組み方で特別変えていることはないですね。僕のなかで映画だから、ドラマだからこうしようみたいな、お芝居をやるうえでそういう区別はしていません。
映画っぽいのは皆さんの技術じゃないですか、ぶっちゃけ僕自身の力で映画っぽく見せることは不可能なので(笑)。このチームのみんなが作り出している色だったりが、うまくハマってるんじゃないかなと思います。
これから夏に向けて、共演者の皆さんとしてみたいことはありますか?
シリアスなシーンが多いですけど、現場はやわらかい感じなので、スイカ割り大会とかします? 流しそうめんとかありますかね(笑)。あ、灰川邸では最近花火をやってました。それが一番夏っぽかったかも。突然打ち上げ花火が上がり始めたんですよ。もちろん花火が上がってる間は撮れないですけど(笑)、夏っぽいなって。
本当に作品のテイストとは反するくらいすごく愉快な現場、っていうのも変ですけど、明るいというか、いろんな意味で活発な現場だと思います。僕自身もおしゃべりですし、活発な分にはすごくありがたいので、やりやすくやらせていただいてます。
あの芸人と偶然の出会い!?
プライベートや仕事などを含めて、関西に来られることはありますか?
ありますよ。去年は2、3ヶ月神戸に仕事で行かせてもらっていて、神戸牛をいただきました。そのときは割と長い期間だったので、初日に明石焼きをいただいたり、神戸のおいしいものを一通りは食べたはず、です、きっと(笑)。
関西弁はうつりませんでしたか?
そこはうつらないんですよ。むしろ関西弁の役だったんでうつりたかったんですけど、すごく苦労してました(笑)。方言指導の方につきっきりで聞いてもらって、聞かせてもらっての繰り返しでした。
影響を受けやすいタイプだと、よく言いますもんね、“ちょっとうつってきた”とか。それがあればありがたかったんですけど、残念ながら意識しないと出せないので、すごく苦労した記憶があります。
それでは、最近「あんなぁ」って誰かに話したくなることはありましたか?
“あんなぁ” ……なんだろう……。最近……そういえば小島よしおさんとバッタリ会いました(笑)。小島さんは別の仕事をされてて、僕も別の仕事をしてて。プライベートというか、スタジオとかじゃないんですよ。めっちゃ似てる人が前を通り過ぎて、顔見たら小島さんだったんで、ビックリしましたね(笑)。
昨年は神戸グルメを満喫したという萩原さん。関西弁のセリフに苦労したことも明かしてくれました。出演者のみなさんが、スイカ割りや流しそうめんといった夏の過ごし方をしている姿は、見てみたい気がします!
第3回目のインタビューは、関西の思い出などを語ってくれました。
ドラマ、役作りについて話してくれた第1回目、共演者との意外なコミュニケーションの取り方が聞ける第2回目も合わせて、ぜひチェックしてください。
スタイリスト/Shinya Tokita
ヘアメイク/Emiy (Three Gateee LLG)
写真/Nanako Araie
文/國友 敬
参考/読売テレビ『降り積もれ孤独な死よ』