Yahoo! JAPAN

名だたる作家たちが描く「花」の世界 三木美術館 企画展「どうしてアートは花を描くのか?」姫路市

Kiss

三木美術館(姫路市)で、企画展「どうしてアートは花を描くのか?」が8月24日まで開催されています。

花は描かれることにより、枯れたり散ったりすることなく永遠の命を与えられます。

目の前に広がる一面のひまわり畑を秋に来るゴーギャンに見せたい!と思い部屋をひまわりの絵で埋め尽くそうとひまわりを描き始めたゴッホ。ゴッホに限らず古今東西、様々な画家が花の絵を描いています。

井上萬二 《白瓷緑釉牡丹彫文香爐》

人間国宝、井上萬二による白磁に描かれた「牡丹」や、今なお多くの愛好家の心を捕らえ続ける朝井閑右衛門が描く、重厚で煌びやかな華やかさを放つ「薔薇」など。今回は、作家や陶芸家たちが描いた「花」をまとめて紹介された展示になります。

そのほか、楠部 彌弌、荒川豊蔵、十四代酒井田柿右衛門、加山又造、絹谷幸二、林武などの作品が展示される予定。

朝井閑右衛門《薔薇》

担当者は「どうしてこの作家はこの花を描いたのだろう?そんなことを考えながら作品を鑑賞していただけたらと思います」とコメントしています。

<記者のひとこと>
作品になることで永遠の命を与えられた花たち。名だたる陶芸家や画家たちが描く花にまつわる作品を見ることができる絶好の機会です。


期間
2024年5月30日(木)〜 8月24日(土)

場所
三木美術館
(姫路市本町241番地)

開館時間
10:00〜18:00(入場は閉館の30分前まで)

入館料
一般(高校生以上)500円
LINEお友だち登録での料金 300円
中学生以下 無料

休館日
月曜日、火曜日(祝祭日の場合は開館)、展示入替日、臨時休館日

【関連記事】

おすすめの記事