【この夏必食!】トロトロおいしいオクラカレーの作り方
とろっと濃厚。オクラカレーのレシピ
調理時間:20分
保存期間:冷蔵で2~3日
市販のカレールーと合い挽き肉で作る、オクラカレーのレシピをご紹介します。水分が少なめでドライカレーに近く、オクラのシャキッと食感と独特の粘りがおいしいカレーです。
オクラはクセがほとんどなく、カレーのスパイシーな旨味とよくなじみますよ。オクラと相性の良いカットトマト缶を加え、ほのかな酸味と甘みをアクセントにするのがポイントです。
カレーにオクラを入れるタイミング
オクラをしっかり煮ると粘りが強くなり、とろとろのカレーになります。粘りを活かしたい場合は、水を入れるタイミングでオクラも加えましょう。ときどき混ぜながら5分以上煮込み、十分粘りが出てからカレールーを入れます。
オクラを煮る時間が短いと粘りが少なく、シャキシャキ食感に仕上がるのが特徴。オクラの粘りを最小限にしたい場合は、カレールーを溶かしてから鍋に加え、2分ほど煮てさっと火を通しましょう。
材料(4人分)
オクラ:8~10本(約80g)
オクラの下ごしらえ用
塩:小さじ1/2杯
合い挽き肉:250g
玉ねぎ:大1個(250~350g)
カットトマト缶:1/2缶(200g)
カレールー:1/2箱(80~90g)
にんにく(すりおろし):小さじ1杯
しょうが(すりおろし):小さじ1杯
水:300cc
オリーブオイル:大さじ1杯
※使用するオクラの量は、4人分に対して8本以上が目安です。オクラの粘りや食感をより強くしたいときは、オクラを倍量にして作ってみてください。オクラはクセが少なく、カレーの旨味やスパイス感とよくなじむので、量を増やしてもおいしいカレーに仕上がりますよ。
オクラの下ごしらえ
オクラに塩をふって板ずりする
オクラをさっと洗って塩(小さじ1/2杯)をまぶします。まな板の上でころがして板ずりし、流水で塩を落とします。板ずりすることでうぶ毛がとれて食べやすくなります。
作り方
カレールーを刻む
カレールーを細かく刻みます。溶けやすいカレールーやフレーク状のカレールーを使用する場合は省略します。
オクラを輪切りにする
オクラのヘタを切り落とし、1cm幅の輪切りにします。
【ポイント】
・オクラを小さく刻むと粘りが強くなり、大きく切って断面積を小さくすると粘りが出にくいです。
・粘りのあるとろとろのカレーを作りたい場合は、オクラを1cm以下の小口切りにしてください。
・粘りを少なくしたい場合や、オクラのシャキッと食感を楽しみたい場合は、半分から1/4程度の長さに切って使うのがおすすめです。
玉ねぎをみじん切りにする
玉ねぎをみじん切りにします。
オリーブオイルで玉ねぎを炒める
フライパン(鍋)にオリーブオイルと玉ねぎを入れ、玉ねぎがうすいきつね色になるまで中火で5分ほど炒めます。
にんにくとしょうがを加える
にんにく(すりおろし)としょうが(すりおろし)を加え、香りが出るまで炒めます。
カットトマト缶を入れる
カットトマト缶を加えて、水分を飛ばすように3~5分炒めます。
【ポイント】
しっかり炒めて水分を飛ばすことで、カットトマト缶のクセを軽減し、甘みと旨味を引き立てることができます。
合い挽き肉を加える
合い挽き肉を加え、色が変わるまでほぐしながら炒めます。
水とオクラを入れて煮立たせる
水とオクラを入れて煮立たせて3分ほど煮込みます。
【ポイント】
粘りをしっかり出したい場合は、オクラがやわらかくなるまで5分以上煮込みます。粘りを出したくない場合は、ここでは加えずカレールーを溶かし入れてから加えます。
カレールーを溶かし入れる
火を止めてカレールーを入れ、完全に溶けるまで混ぜます。
弱火で煮る
弱火にかけて、かき混ぜながら3分ほど煮込んで完成です。水分が少なく飛び跳ねやすいので火傷には気を付けましょう。
【ポイント】
水分が少ないと感じたら水を100cc(分量外)ほど加えてください。
食感と粘りがおいしいオクラカレーを堪能しよう
シンプルに食べてもおいしいオクラカレーですが、米の種類やトッピングにこだわるのもおすすめ。白ごはんや玄米、タイ米など、幅広い米と合いますよ。納豆や温泉卵、とろけるチーズをトッピングしてもおいしいです。変わり種のカレーに挑戦したいときは、食感と粘りの楽しいオクラカレーを作って、お好みの食べ方で堪能しましょう!
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ライター:Uli(フードコーディネーター/パンシェルジュ/薬膳アドバイザー/レシピライター)