上越市長が100歳をお祝い 北城町1の星野フサさん
16日(月)の「敬老の日」に合わせ、今年100歳を迎えた上越市の星野フサさんの自宅を中川市長が訪れお祝いをしました。
100歳を迎えたのは上越市北城町1丁目に住む星野フサさんです。大正13年4月生まれで、直江津・中央1丁目の出身です。いまは長男夫妻と孫の4人で暮らしています。「敬老の日」の16日、中川市長が自宅を訪れ、賞状と記念品を贈りました。
中川市長
「心からお祝いを申し上げます。おめでとうございます」
星野さんは中川市長から人生で一番印象に残っていることを聞かれると、10代の頃、戦時中に軍の施設で食事を作っていたころの体験を明かしました。
星野フサさん
「戦争中、中島飛行場(軍需施設)にいた。食堂に勤めていた。(空襲)机の下にもぐっていたら廊下を火だるまになった人が通った。たまげて直江津へ帰ってきた」
一方で楽しみにしているのは家族とのふれあいです。星野さんは3人の子ども、5人の孫、5人のひ孫に恵まれました。
家族によりますと、手先が器用で孫やひ孫が赤ちゃんだった頃、帽子などを編んで着せていました。いまは一番年下で小学校3年生のひ孫と花札で遊んでいます。
ひ孫 宮嶋栞汰 さん
「100歳おめでとうございます。いつも花札してくれてありがとう。これからも元気でいて下さい」
星野さんは健康のため3年ほど前から週2回、デイサービスを利用して歩く訓練をしています。また朝6時に起き、食事は規則正しく3食を大切にしています。
100歳を迎えた 星野フサさん
「いつの間にか100歳になり、たまげている。家族のおかげでなんとかここまでこれた。(長寿の秘訣)気楽にさせてもらっているのが一番いい」
今年度、市内で100歳を迎えるのは107人です。今月1日現在、市内の100歳以上は217人で、このうち最高齢は110歳の女性です。