【大磯 イベントレポ】大磯ビアポート 2025 - 海とクラフトビールで楽しむ大磯らしいひととき
9月28日(日)、大磯港芝生エリアで「大磯ビアポート」が開催されました。
大磯町商工会、大磯町観光協会、(株)田園プラザ川場、大磯町が中心となって企画されたこのイベントは、港の新しいにぎわいを生み出す取り組みの一環。
青空と海風に包まれながら、地元や近隣のブルワリーのクラフトビール、そして大磯ならではの食が集結し、港は多くの人でにぎわっていました。
大磯港で過ごすゆったりとした時間
国土交通省の「みなとオアシス」として登録されている大磯港をもっと多くの人に楽しんでもらいたい、そんな想いから生まれたのが、このビアフェス企画。
大磯町役場 産業観光課みなと推進係の秋山さんは、開催にあたってこう語ってくれました。
「大磯港の立地を生かし、大磯らしい“ゆったりとした時間”を楽しんでいただきたいと思いました。近隣のビールフェスとはまた違う、大磯ならではの魅力を感じていただければうれしいです」(秋山さん)
海を眺めながら過ごす解放感
会場となったのは、大磯港芝生エリア。芝生の上にはテントやキッチンカーが並び、海を背景にした開放的な空間が広がりました。
11時の開場と同時に多くの来場者が訪れ、家族連れから若者グループまで幅広い世代でにぎわいを見せました。
この日は晴天に恵まれ、心地よい秋の海風がビールの味わいをさらに引き立てていました。
さらに芝生広場では、子供たちによる元気いっぱいのダンスや、フラダンスのステージも披露。
観客はパフォーマンスを眺めながら、クラフトビールや地元フードを片手に心地よいひとときを過ごしていました。
個性豊かなブルワリーがずらり
地元・湘南エリアを中心に、個性豊かなブルワリーがたくさん集まりました。
ドイツ産の最高品質モルトを100%使用し、自然の恵みをギュッと詰め込んだこだわりのビールを提供する「三浦ペニンシュラビール」。
「レモネードビール」や「三浦スイカエール」などの個性あふれるビールを提供していました。
無ろ過、非加熱処理で酵母が生きたピュアでフレッシュなビールを提供する「湘南ビール」。
地元で収穫したレモングラスを使用する「レモングラスホッパー」が美味しそうでした。
ビアレストランを併設する、茅ヶ崎のマイクロブルワリー「マッケンディー」。
ホットドッグとともに、自慢のクラフトビール「つじどウルケル」や「セッションIPA」などを提供していました。
辻堂・茅ヶ崎で、大好きなクラフトビールを醸造し、ブルワリーに隣接するタップルームで提供しているという「Tsuji Brewing」。「Atsu Pale Ale」や「Mikoop」などがあります。
「AMATERASU醸造所」は、江ノ島内初のクラフトビール醸造所。湘南・江ノ島らしく、自由でルーズでおしゃれなクラフトビールを提供。海や波の美しさを連想させるSURF BLUEなどがありました。
大磯ならではの「海を眺めながらの一杯」は、まさに非日常の贅沢でした。
港町ならではの絶品グルメと一緒に
明治11年の創業以来、大磯のほかに店を構えていないという「大磯井上かまぼこ店」のさつまあげ。地元に愛される味が人気でした。
「笹屋肉店」の昔ながらのコロッケ、メンチ、からあげ、串カツ。どれを選ぶか迷う人が続出。
地元商店が腕を振るう、港グルメは、どれも行列必至の人気ぶりでした。
今回筆者は、海を見ながら、「三浦ペニンシュラビール」の湘南レモンエールと「笹屋肉店」の大磯コロッケをいただきました。最高です!
次回開催が待ち遠しい!港が描く未来
海とクラフトビール、そして地元食材とダンスが織りなす“大磯ビアポート”。
来年の開催にも期待が高まります!次回はみなさんもぜひ。
大磯ビアポート 2025
開催日時
令和7年9月28日(日曜日)
開催場所
会場名:大磯港芝生エリア
住所:神奈川県中郡大磯町大磯1398-18
駐車場:あり
参加費
無料
主催
大磯らしい潤いづくり協議会