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【ご褒美に訪れたい美食店】札幌のおすすめ フレンチレストラン 10選

札幌の情報誌「poroco」10月号掲載情報をピックアップ！

今回は、ご褒美に訪れたい美食店特集の中から「フランス料理」のお店を10軒ご紹介します。

【1】Akihisa Handa（アキヒサ ハンダ）

季節野菜の力を引き出した
印象に残る自然派フレンチ

　季節を表わすフレンチが楽しめる一軒。芦別の契約農家から届く野菜やハーブ、自ら仕入れた素材をふんだんに用いた半田明久シェフの料理は、華やかで美しく繊細。丁寧に引き出した旨味や香り、瑞々しい食感が印象的で、多くのゲストを惹き付ける。ワインにも造詣が深く、ブルゴーニュ産を中心に１５０種類以上と品揃え豊富。希少な銘柄やシャンパン、道産ワインも揃っているので、ペアリングを楽しむのもいい。メニューはコースが基本だが、19時30分以降はアラカルトにも対応してくれるので、ワインバーとしても利用できる。

脂が多く旨味も強い「別海牛のトモサンカク」に芦別産のヒノナカブやラディッシュ、オクラ、ビーツなどを添えた華やかなひと皿。

Menu
A la carte
19：30以降あり（SNSを確認）
Course
ディナー4種類：8250円、9900円、11000円、16500円（すべてサ込）※ペアリング7150円

Seat
テーブル：10席
カウンター：6席
個室：4名1室

禁煙

Akihisa Handa（アキヒサ ハンダ）
TEL：011-600-6460
住所：札幌市中央区南3条西3丁目1 プレイタウンふじ井ビル9F
アクセス：地下鉄すすきの駅1番出口より約2分
営業時間：17：30～23：00　L.O.22：00（金・土曜～24：00　L.O.23：00）
定休日：日曜
駐車場：なし
予約：コースは要
料金目安：8250円～
Instagram：@restaurant_akihisa_handa

【2】Food Craftory Amoir（アモワール）

既存の枠を超えた発想が導く
懐しさと驚きに満ちた食体験

　イタリアンやフレンチの名店で腕を磨いた宮越勝シェフが作るのは、自由な発想で和と洋のエッセンスを融合させた独創的な料理。素材の組み合わせや盛り付けだけでなく、口にしたときの味わいが新鮮な驚きを与える。サスティナビリティを意識し、天然の食材をできるだけ消費せず、生産方法にこだわった生産者から野菜や魚などを仕入れている。信頼する江別・アンビシャスファームをオマージュした料理として、17種類の野菜一つひとつをだしで味付けし、おひたしのようにまとめた一品も登場。意外性がありながらどこか懐かしさも感じる美味しさに、シェフの人柄が表れている。

アンビシャスファームで収穫された季節の野菜に、ハーブと魚介を添えたひと品。土に見立てたコンディマンで畑を表現している。

Menu
A la carte
なし
Course
ディナー：8000円～15000円で予算に合わせて

Seat
テーブル：24席

禁煙

Food Craftory Amoir（アモワール）
TEL：080-4505-8336
住所：札幌市中央区南2条西10丁目1000-15 アオイビル2F
アクセス：地下鉄西11丁目駅3番出口より約5分
営業時間：18：00～22：00
定休日：不定
駐車場：なし
予約：要
料金目安：10000円～12000円
お子さま：応相談
Instagram：@foodcraftory.amoir

【3】THE GARDEN SAPPORO HOKKAIDO GRILLE（ザ ガーデン サッポロ ホッカイドウ グリル）

眺望と旬のグリルが心に残る
さっぽろテレビ塔の美食体験

　「いつまでも、心に焼きつく旬感を。」をコンセプトに、北海道の旬を味わうコースを提供する、さっぽろテレビ塔３階のレストラン。コースを通して「五味」をバランスよく組み合わせる料理は、素材の風味と香りが凝縮した美味しさ。特にメインの肉料理は、グリルの音や香り、煙が食欲をさらに引き立てる。また、すべての席が窓際に配置され、視界に広がる大通公園や、山々の美しい景色も魅力の一つだ。アミューズにはアイヌ語で感謝を意味する「ヒンナ」という名前の料理を提供していて、生産者への感謝の気持ちが込められている。

「白糠町“茶路めん羊牧場”仔羊のグリエ 万願寺とうがらしのファルシ」。じっくりと焼き上げられた仔羊は繊細な旨味と口どけのよさが際立つ。8800円のディナーコースで提供。

Menu
A la carte
なし
Course
ランチ3種類：3520円、4950円、6380円
ディナー4種類：6380円、8800円、12100円、13200円

Seat
テーブル：40席
個室：4～6名3室
（最大14名1室）

禁煙

THE GARDEN SAPPORO HOKKAIDO GRILLE（ザ ガーデン サッポロ ホッカイドウ グリル）
TEL：011-218-7268（受付11：30～15：00、17：00～20：00）
住所：札幌市中央区大通西1丁目 さっぽろテレビ塔3F
アクセス：地下鉄大通駅27番出口直結
営業時間：L 11：30～14：30　L.O.14：00／D 17：30～21：30　L.O.20：00
定休日：テレビ塔の休業日に準ずる
駐車場：なし
予約：要
料金目安：L 3520円～／D 6380円～
お子さま：LはOK、Dは個室のみOK
URL：https://the-gardensapporo.jp/

【4】THE JEWELS（ザ ジュエルズ）

藻岩山山頂で体感する
美食と絶景のエンターテインメント

　藻岩山山頂に位置し、標高５３１mからの絶景を楽しめるレストラン。ここで味わえるのは、藻岩山の季節と自然を映し出す「モイワ・キュイジーヌ」。旬の道産食材を活かし、フレンチの技術で仕上げた料理は四季ごとに変わり、記憶に残る美味しさを届ける。また、コースを予約したゲストは、ロープウェイ山麓駅の乗車からエンターテインメントの世界がスタート。山頂までの移動も心が踊る特別な体験だ。'２４年４月には、籠田裕亮さんが新たにシェフに就任。同店の伝統を引き継ぎ、五感で楽しむ特別なひとときを提供してくれる。

肉料理の一例「エゾシカのロースト 秋野菜の朴葉焼き」柔らかいエゾシカに朴葉の香りと栗やクランベリーが彩る。秋の大地を感じるひと皿。

Menu
A la carte
なし
Course
ランチ2種類：3520円、4950円 ※土・日曜、祝日のみ営業
ディナー3種類：6380円、8800円、12100円

Seat
テーブル：40席
プレミアムシート：2名3シート

禁煙

THE JEWELS（ザ ジュエルズ）
TEL：011-518-6311
住所：札幌市南区北ノ沢1956番地先 藻岩山山頂
アクセス：市電ロープウェイ入口より約8分のロープウェイ山麓駅からロープウェイとミニケーブルカーで約15分
営業時間：L 11：30～14：30（冬期12：00～）　L.O.13：30（土・日曜、祝日のみ営業）／D 17：00～21：00　L.O.19：30
定休日：なし
駐車場：130台（ロープウェイ山麓駅）
予約：要
料金目安：L 3520円～／D 6380円～
お子さま：OK
URL：https://the-jewels.jp/

【5】Substance（サブスタンス）

斬新かつ洗練された季節の一品
ここでしか味わえないフレンチを

　'24年7月にオープンした「コートヤード・バイ・マリオット札幌」の2階にある、北海道の素材にこだわったフレンチを味わえる一軒。お店をとり仕切るのはフランスでの修業を経て、数々の星付きレストランで腕を磨き、東京で13年自身のお店を営んできた田中俊資シェフ。クラシックの基本を大切にしながらも、素材一つひとつの本質と向き合い、様々な技法と豊かな感性で仕上げるモダンで斬新な逸品を提供する。また、“北海道キュイジーヌ”として、アイヌ料理からインスピレーションを得た料理など、ここでしか味わえないアラカルトメニューも楽しみ。

道産秋鮭ルイベのミキュイ。下は小麦のリゾット。アサリのだし汁を使ったエマルジョンソースとの相性もいい。

Menu
A la carte
あり
Course
ディナー3種類：8400円、11500円、15000円（すべてサ込）
Buffet
モーニング：大人4235円、子ども2420円
ランチ：大人3600円、子ども1800円（すべてサ込・90分制）

Seat
テーブル：132席

禁煙

Substance（サブスタンス）
TEL：011-206-8697
住所：札幌市中央区南10条西1丁目1-57 コートヤード・バイ・マリオット札幌2F
アクセス：地下鉄中島公園駅1番出口より約3分
営業時間：M 7：00～10：30　L.O.10：00／L 11：30～14：30　L.O.13：30／D 17：30～22：00　L.O.21：00
定休日：なし
駐車場：宿泊者のみ
予約：コースは要
サービス料：10％
料金目安：L 3600円／D 5000円～
お子さま：OK
Instagram：@courtyard_sapporo

【6】SIO-syuji hijikuro-（シオ シュウジヒジクロ）

生産者とともに創る旬の素材で
独創的な新しいフレンチを表現

　円山・裏参道の隠れ家レストランで、心安らぐひとときを。オーナーシェフ・土黒修二さんが創るのは、東京の名店で磨いた技と、北海道の新鮮な食材で表現する“新北海道フレンチ”。今年から使用し始めた江別「アンビシャスファーム」の野菜のほか、小別沢「アグリスケープ」の野菜や家畜、「かわいふぁーむ」の無農薬野菜など、生産者の想いが詰まった、素材の新たな魅力を発見できるひと皿に。道産素材が少ない冬には、信頼の置ける全国各地の生産者から旬のものを取り寄せる。ディナーでは、実際に見ながら肉を選べる「食材プレゼン」も魅力。

「かわいふぁーむ」の瑞々しいカブを器に、函館産真イカの旨みが凝縮された一品。熱々コンソメが香る、シンプルながらも洗練された味わい。

Menu
A la carte
なし
Course
ランチ1種類：3080円～
ディナー2種類：9900円、14300円～予算に応じて対応

Seat
テーブル：8席
個室：3名1室、
半個室：4名2室
※最大8名1室でも利用可

禁煙

SIO-syuji hijikuro-（シオ シュウジヒジクロ）
TEL：011-676-9220
住所：札幌市中央区南2条西23丁目1-1 テイストビル1F
アクセス：地下鉄円山公園駅4番出口より約5分
営業時間：L 12：00～15：00　L.O.13：30／D 18：00～23：00　L.O.20：30
定休日：不定
駐車場：なし
予約：要
サービス料：10%
料金目安：L 3080円～／D 9900円～
お子さま：OK
URL：http://www.restaurant-sio.com/

【7】Nouvelle Pousse Okurayama（ヌーベル プース オオクラヤマ）

素材の力が輝く“大倉山フレンチ”
美しい夜景とともに楽しんで

　大倉山ジャンプ競技場の麓に広がり、壮麗な景観を楽しめるレストラン。ここでは、シェフの荒木隆宏さんが北海道の豊かな旬の食材を活かし、フレンチの伝統に日本の繊細な食文化を融合させた“大倉山フレンチ”を提供。和のハーブやだしを巧みに取り入れたほかにないひと皿を堪能できる。またワインは２００種類以上を取り揃えていて、ソムリエが提案する２種類のペアリングセットも好評。夜にはジャンプ台が美しくライトアップされ、札幌の夜景が見渡せるプライベートルームも用意。記念日やウェディングなど、特別な日にはぜひ利用したい。

「日高沖銀聖のポワレ モロヘイヤのクーリ」。銀毛鮭の王様『銀聖』にさわやかなクーリとスパイスが絶妙なハーモニー。ランチ全コースで提供。

Menu
A la carte
なし
Course
ランチ3種類：3850円、5170円、7150円
ディナー4種類：7150円、11550円、
13200円、16500円～

Seat
テーブル：40席
カウンター：2席
個室：個室1室（最大12名）

禁煙

Nouvelle Pousse Okurayama（ヌーベル プース オオクラヤマ）
TEL：011-518-6311（予約受付センター）
住所：札幌市中央区宮の森1274 大倉山ジャンプ競技場内 札幌オリンピックミュージアム アネックス2F
アクセス：地下鉄円山公園駅より車で約10分
営業時間：L 11：30～15：00　L.O.14：00／D 17：30～21：30　L.O.20：00
定休日：水曜
駐車場：113台
予約：要
料金目安：L 3850円～／D 7150円～
お子さま：小学生以上OK（未就学児は個室のみ対応可）
URL：https://nouvelle-pousse.jp/

【8】Le seul（ル ソエル）

伝統と革新が織りなすフレンチ
旬の素材が奏でる記憶に残る一皿

フランス料理の伝統を大切にしながらも、現代的な感性で革新的なひと皿を創り出す「モダン・フレンチ」。道産食材を中心に、世界各地から厳選した旬の食材が、山田友弘シェフの30年の経験とセンスによって、五感を刺激する芸術的な逸品へ。月替わりのメニューは、まるで季節の移ろいを表現するキャンバスのよう。ワインは300種類以上揃い、カウンター席ではアラカルトと一杯という気軽な使い方も。フレンチレストランとしての華やかさと、バーのようなリラックスした雰囲気を兼ね備えた空間で、ワインとのマリアージュを堪能したい。

プリプリのオマール海老とサクサクのパイ生地が絶妙な「活オマール海老のパイ包み サマートリュフを添えて」。19800円のコースで提供。

Menu
A la carte
あり
Course
ディナー3種類：8800円、13200円、
19800円

Seat
テーブル：14席
カウンター：4席
個室：1室（8席）

禁煙

Le seul（ル ソエル）
TEL：011-252-9823
住所：札幌市中央区南5条西3丁目3 プレシャス6ビル4F
アクセス：地下鉄すすきの駅3番出口より約3分
営業時間：18：00～23：30　L.O.コース21：00・アラカルト23：00
定休日：日・月曜
駐車場：なし
予約：要
料金目安：D 8800円～
サービス料：10%
お子さま：応相談
URL：https://leseul.info/

【9】Le Musee（ル ミュゼ）

自然の恵みと創造性が織りなす
美食とアートの融合を楽しむ

　北海道の素材の力強い風味が際立つ料理はもとより、ストーリーや情景を感じる絵画や器も石井シェフの手によるもの。「食とアートの共存」をテーマに築いた独自の世界観は、フランス語で「美術館」を意味する店名にふさわしい。二つの異なるスタイルを持ち、２階のラグジュアリーブランド「イデア」では、石井シェフの研ぎ澄まされた感性による“食の総合芸術”を堪能したい。１階のダイニングサロンでは、ランチのみのカジュアルブランド「コンセプト・セー」を展開。若手シェフ・成田さんの新しくもエレガントな料理をどうぞ。

天然ゴボウの香りを楽しむスープ「 その辺りの； 野生のゴボウ / ベルスという野草 」。オオハナウドの泡が風味をさらに豊かに。

Menu
A la carte
なし
Course
ランチ２種類：５，５００円（コンセプト・セー）、
２２，０００円（イデア）
ディナー１種類：２２，０００円（イデア）
※アルコールペアリング14000円

Seat
【コンセプト・セー】
テーブル：１２席
【イデア】3テーブル
（最大14席）

禁煙

Le Musee（ル ミュゼ）
TEL：011-640-6955
住所：札幌市中央区宮の森1条14丁目3-20
アクセス：バス荒井山停すぐ
営業時間：L 12：00～／D 18：30～（18：00ドアオープン）
定休日：第1・2日曜、第3・4月曜
駐車場：3台（無料）
予約：要
料金目安：L 5500円～／D 22000円～
サービス料：10%
お子さま：中学生以上で大人と同じコースならOK
URL：http://www.musee-co.com/

【10】Restaurant AGRISCAPE（レストラン アグリスケープ）

自然と共生するフレンチレストラン
大地の恵みを存分に堪能する

　札幌の里山・小別沢に佇む農園レストラン。フレンチレストラン札幌「SIO」の元オーナーである佐藤陽介さんとスーシェフ吉田夏織さんが、2haの畑で育てた無農薬野菜や平飼いの鶏プレノワール、黒豚、'21年から育て始めた羊、自家採取のハチミツなどを使い、自然の生命力を感じるひと皿を提供している。生ごみを堆肥に、規格外野菜を家畜のエサにするなど、フードロス削減にも取り組み、サステナブルな循環を作り出している。「アグリスケープ」は北海道の自然と人の営みが融合した「農」の風景そのもの。ここでの食事は、持続可能な未来を美食と共に味わう特別な体験になるだろう。

すべて自家農園で取れる「黒豚とヤングコーンのロースト　札幌黄玉葱 新にんにくのソース」。レモンタイムの香りが素材をさらに引き立てる。

Menu
A la carte
なし
Course
ランチ3種類：4400円、11000円、
19800円 ※ワンプレート2100円（直売所で11：30～15：00提供）
ディナー2種類：13200円、19800円

Seat
テーブル：12席
個室：4名2室

禁煙

Restaurant AGRISCAPE（レストラン アグリスケープ）
TEL：011-676-8445
住所：札幌市西区小別沢177
アクセス：地下鉄円山公園駅より車で約15分
営業時間：L 12：10～15：30　L.O.13：00／D 17：40～22：00　L.O.19：30
定休日：不定
駐車場：10台
予約：要
料金目安：L 4400円～／D 13200円～
サービス料：10%
お子さま：応相談
URL：http://www.agriscape.jp/