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【リアル貯金額】47歳、男性。独身の場合、やっておくべきことはありますか?【FPが解説】

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【リアル貯金額】47歳、男性。独身の場合、やっておくべきことはありますか?【FPが解説】

読者から寄せられた実際の総資産額を大公開。内訳から、改善できるポイントあるのか、ファイナンシャルプランナーが解説します。【47歳 男性】

【画像】47歳、男性の貯金額を見る

【貯金額】47歳男性の場合

プロフィール

47歳、男性
運輸業 労務職

年収440万円
独身

【相談内容】独身にすすめる資産形成と保険は?

「このまま独身でいる場合、これからやっておくべき資産形成はありますか?また、どんな保険に加入したほうが良いのか教えてほしいです。」

ファイナンシャルプランナーによる回答

質問者さんの貯蓄額は中央値の約12.3倍

40代独身の平均貯金額は559万円、中央値は47万円です。
質問者さんの資産総額は580万円と平均を上回り、中央値の約12.3倍となっています。
計画的に貯蓄されているようですね。

一方、資産の内訳は預貯金が100%。
低金利のなか物価が上がっているため、銀行預金ではお金の価値が目減りしてしまいます。
生活費の6カ月分を万一の備えとして置いておき、残りはお金に働いてもらう置き方を検討しましょう。

*……参考https://www.shiruporuto.jp/public/document/container/yoron/tanshin/2023/

NISAを活用する

投資初心者の方には、NISAで投資信託での運用をおすすめします。
投資信託は株式などがたくさん組み込まれており、運用をプロにおまかせする金融商品です。
普段お仕事で忙しい方にはぴったりな運用方法ですよ。

2024年からスタートした新NISAでは、一括と積立の併用が可能で、一生非課税で運用できます。
質問者さんは40代と老後まで十分な時間がありますので、長期運用でリスクを抑えた投資が可能ですよ。

保険は必要最低限で

保険に関しては、現在養っているご家族の有無によります。
もしご両親に援助しているなどの事情があれば、ご両親の生活のためにも万一の保障が必要でしょう。

また、病気やケガで働けなくなったときは、傷病手当金が支給されます。
医療費も高額療養費制度や付加給付金で、自己負担を抑えられますよ。
もし自己資金で賄うのが難しいのであれば、医療保険の加入を検討するとよいでしょう。

まとめ

stock.adobe.com

・質問者さんの貯金額は中央値の12.3倍と大きく上回る。
・独身の場合は、扶養している家族がいなければ保険は必要ないケースが多い。

※この記事では媒体で募集した情報を掲載しています。

◆ゆきFP

FP1級を持つ元銀行員ライターです。
400世帯以上の資産運用についてご相談を受けていました。 特に、お金の制度をわかりやすく伝えることを得意としています。

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