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旭区代表自衛消防隊 参加15年、初の市大会2位 「小型ポンプ操法」部門

タウンニュース

初の2位に喜ぶグリンサイド清盛自衛消防隊のメンバー

地域と事業所の防災を担う横浜市内の「自衛消防隊」が日ごろの訓練成果を競う、消防操法技術訓練会が市消防訓練センター大訓練場=戸塚区=で10月17日に開かれた。旭区代表として出場した、万騎が原の介護老人福祉施設「グリンサイド清盛(せいじょう)」の自衛消防隊は、「小型ポンプ操法」部門で編成以来初となる2位を獲得した。

自衛消防隊とは、災害発生時に、初期消火活動や建物利用者の避難など、被害を最小限に抑えるために各事業所で設置される組織のこと。

グリンサイド清盛が2位となった小型ポンプ操法は、10隊が参加。1隊4人で小型動力ポンプを使用し、放水で標的が倒れるまでに費やした時間や、ホースなどの資機材の正確な使用手腕、敬礼や礼節、姿勢の良さなどが評価される。

同隊は迅速かつ息を合わせた行動で演技を進め、98点と高得点を獲得。満点で1位の(株)DNPファインケミカル=緑区=に次ぐ好成績を納めた。

意識統一図り、臨む

同福祉施設は、旭火災予防協会に長く所属しており、約15年前に自衛消防隊を編成。職員の技術向上などを目的に、訓練会にも長年参加してきたが、これまでなかなか結果を出せなかった。

今回、指揮役として参加した比留川貴仁さんは、「『1位を取る』という思いで隊員の意識を統一して臨みました」と振り返る。メンバーの武田龍也さん、佐藤正樹さん、山口修平さんと予選となる区大会や、訓練会の1カ月前から週1回の練習で精度を高めており、本番は練習通りを意識して挑戦したという。

メンバーたちは、「次こそ1位を取りたい」と口々に語った。

訓練会では、屋内消火栓操法I(女性)、屋内消火栓操法II(男性または男女混成)の2部門も行われた。

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