2024オールスターゲーム選手間投票、ソフトバンク近藤が最多得票 巨人・戸郷、西武”トノゲン”コンビら選出
セ・リーグ最多得票は近本光司
プロ野球「マイナビオールスターゲーム2024」の選手間投票結果が4日、発表された。最多得票は、ソフトバンク・近藤健介の449票。セ・リーグでは阪神・近本光司が376票でトップだった。投票者数は737人。
選手間投票は12球団の支配下登録選手全員に投票権があり、各球団が選出した30人が対象。チームメイトへの投票も可能で、ファン投票と両部門で1位選出となった場合は、2位からの繰り上げはせず、その選手枠を監督選抜枠に移行する。監督選抜を含めた全出場選手は7月8日、プラスワン投票選出選手は7月17日に発表される。
監督はセ・リーグが阪神の岡田彰布監督、パ・リーグがオリックスの中嶋聡監督。第1戦は7月23日にエスコンフィールドHOKKAIDO（18時30分開始）、第2戦は24日に神宮球場（18時30分開始）で行われる。
選出された選手と得票数は以下の通り（◎はファン投票で選出）。
【セントラル・リーグ】
投手 戸郷翔征（巨人）74
捕手 山本祐大（DeNA）227◎
一塁手 岡本和真（巨人）331◎
二塁手 牧秀悟（DeNA）189◎
三塁手 村上宗隆（ヤクルト）226◎
遊撃手 長岡秀樹（ヤクルト）180◎
外野手 近本光司（阪神）376◎
細川成也（中日）282◎
サンタナ（ヤクルト）267
【パシフィック・リーグ】
投手 山﨑福也（日本ハム）88◎
捕手 田宮裕涼（日本ハム）246◎
一塁手 山川穂高（ソフトバンク）372
二塁手 外崎修汰（西武）214
三塁手 栗原陵矢（ソフトバンク）198
遊撃手 源田壮亮（西武）218
外野手 近藤健介（ソフトバンク）449◎
万波中正（日本ハム）378◎
柳田悠岐（ソフトバンク）248◎
DH ポランコ（ロッテ）128
ヤクルト・サンタナ、ロッテ・ポランコが初選出
セ・リーグでは、今回選出された9人中7人がファン投票でも選ばれており、投手部門では巨人・戸郷翔征、外野手部門ではヤクルト・サンタナが新たに選出された。サンタナは来日4年目にしてうれしい初選出となった。
パ・リーグでは5人が新たに選出。現在首位を独走しているソフトバンクからは一塁手部門で山川穂高、三塁手部門で栗原陵矢の2人が選出。二遊間は西武の外崎修汰と源田壮亮の”トノゲン”コンビが選ばれた。
外崎は「普段一緒にプレーしている仲間や他球団の選手からの選出なので、良い評価をしてもらったのかなと、うれしい気持ちです。こどもたちも多く観戦に来ると思うので、元気に一生懸命プレーしている姿を見せたいですし、賞を獲得できるようがんばります」とコメント。源田は「選手からの選出はうれしく、光栄に思います。普段とは違う環境なので、そこも楽しみたいですし、どんな投手でも打ち返したいです。トノ（外崎）と一緒にグラウンドに立つことがあれば、ゲッツーを決めたいと思います」と意気込んだ。
現在リーグ3位の10本塁打をマークしているロッテ・ポランコもDH部門で初選出され「とても興奮しているし、とてもハッピーです。選手間の投票で選ばれるという事は選手の皆様に認められてもらっているという事なので、とても光栄です。オールスターで選ばれるという経験は私にとって初めてなのでとにかく楽しみたいですし、その瞬間、瞬間をしっかりと記憶に刻んでいきたいと思っています。エスコンフィールドも、神宮球場も大好きな球場。ホームランを打ってパワーポーズが出来るように頑張ります！サンキュー。ありがとうございます」と喜んだ。
また、「右半腱様筋損傷」で離脱中のソフトバンク・柳田悠岐がファン投票に続き選出。「プロという世界でその選手の皆さんから選んでいただいたこと、とても光栄に思います。ありがとうございます。出場することはできませんが、また選手の皆さんとプレーできるよう（リハビリを）がんばります。アグー（山川選手）、クリ（栗原選手）、MVP獲れるようがんばってください！」と同僚にエールを送った。
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記事：SPAIA編集部