上越地区 農作業小屋から新米90キロ盗まれる被害
全国的にコメの品薄が続くなか、上越地区の農作業小屋で9日から10日にかけて新米90キロが盗まれる被害がありました。当時、小屋は鍵がかかっていませんでした。
警察によりますと、盗まれたのは上越地区の兼業農家60代男性が保管していた新米90キロです。男性は自宅近くの農作業小屋で収獲したコメを管理していました。
9日午後6時ごろ、小屋にコメを入れた袋があることを確認していましたが、10日午前5時半ごろ、小屋に行ってみると玄米が入った30キロの袋3つがなくなっていることに気付き、警察に被害届を出しました。当時小屋には鍵が付いていましたが、鍵をかけていませんでした。
警察では何者かが小屋に侵入しコメを盗んだとみていて、現在、窃盗事件として捜査を進めています。県内でコメが盗まれる被害は今年初めてです。
警察では同様の事件にあわないよう、鍵のある倉庫などでしっかり施錠して保管するよう呼びかけています。また保管場所にセンサーライトや防犯カメラを設置することが有効だということです。合わせて、見慣れない車を見かけた場合は警察に通報してほしいと呼びかけています。