山陽道の通行止め「15日ごろ解除」義士祭には間に合わず?
西日本高速道路は7日、今年9月のトンネル内車両火災の影響で一部区間の通行止めが続いている山陽自動車道下り線の播磨JCT〜赤穂IC区間について、12月15日(金)ごろに通行止めを解除する予定を発表した。
火災は9月5日午前1時ごろ、相生市と赤穂市の境にある「尼子山トンネル」(延長592メートル)で発生した。事故に巻き込まれた車両33台のうち23台が炎上し、トンネル内部の広い範囲が損傷。トンネル前後の区間を通行止めにして復旧工事が行われている。
当初は通行の再開まで半年以上かかるとの見通しもあった中、同社は「復旧作業の進捗状況を踏まえ、12月15日ごろに通行止めを解除することになった」と発表した。
同社が公表した復旧作業状況の写真には、一新されたコンクリート内壁が写っており、工事の進捗がうかがえる。同社広報課は赤穂民報の取材に「鋭意復旧作業を進めている。解除の詳細な日時は確定した段階で発表する」としている。