フランスの伝統菓子が詰まった、フレデリック・カッセルのクッキー缶
「世界で一番美味しいミルフィーユ!」だと私が思っているのが、なんといってもフレデリック・カッセルさんのもの。
10年以上前から私は彼の味の大ファンで、銀座に行けばお店を素通りできなくて必ず何か買っちゃいますし、近くでポップアップストアが出店すると聞けばいそいそと向かいますし、カッセルさん来日の際は彼の講習会にも参加するし、レシピ本も買って作るくらい愛しております。
フレデリック・カッセルさんが本店を構えるのは、フランス、パリ郊外のフォンテーヌブロー。最高の素材と厳格な仕事から生み出される至福の味に世界中にファンがいる名店です。そしてカッセルさんは、パティシエのトップオブトップしか入会できない“ルレ・デセール”の会長になんと30代の若さで抜擢され、現在は名誉会長を務めていることからも、その美味しさと技術が世界的に認められていることが分かります。
そのくらい大好きなフレデリック・カッセルさんから販売されているクッキー缶が、今回ご紹介する「ボワット・グルマン」です。フランス語で“ボワット”は箱、“グルマン”は美食家なので、さしずめ、“美味しいもの好きの宝箱”の様な意味でしょうか。
ボワット・グルマンの缶は思ったより大きめで、ちょっとレトロなデザインが素敵。ワクワクしながら缶を開けると、重厚なバターの香りに思わず深呼吸!この時点で素材の良さと不自然なものを使っていない事を体が感じて思わず笑顔に。そして香ばしい生地の香りに、あぁ、これは絶対美味しい!やっぱりカッセルさんのお菓子が大好きだ!と再確認。もう、食べる前から幸せです。
ボワット・グルマンに入っているのは、焼菓子が10種類。サブレ・ブルトン、パルミエ、ロミアス、スペキュロス、ムラング、ラング・ド・シャ、ディアマン……といった、昔から長く愛されているフランスの伝統菓子ばかりなことにも心掴まれます。
どれもバターが効いていて風味良く、食べ疲れしない大好きな味なのですが、特にお気に入りなのは、ディアマンとスペキュロスとサブレ・ブルトン。
ショコラとノワゼット、2種類の味のディアマンは、サクホロな食感と後味がとても心地よく、スペキュロスはザクッと固めで歯応えのある食感とスパイスの香りが後を引きます。サブレ・ブルトンは、厚焼き生地のザクザク食感と塩のアクセントが絶妙でいくらでも食べられそうです。
そんな焼き菓子が10種類も入っているので、飽きることなく食べ進められるのも嬉しいところ。ちょっとずついろいろ食べたい食いしん坊にはぴったりです。
質の良い材料だけを使い、確かな技術で手作りしているフレデリック・カッセルさんのクッキー缶は、ひとくち食べれば誰もが笑顔になること間違いなし!
自分のお楽しみとしてはもちろん、ご家族とのティータイム、そして美味しいもの好きな方への贈り物としてもおすすめです。
商品名:ボワット・グルマン
販売:フレデリック・カッセル
文:お取り寄せの達人:小笠原由貴さん(チーズライター・パン教室「ラ・ナチュール」主宰)