Yahoo! JAPAN

老人クラブ 菅第一長生会 民族衣装で「こんにちは」 世界の平和を願って〈川崎市多摩区〉

タウンニュース

気に入った服を着て並ぶメンバー

世界の民族衣装を着て、明るく楽しく平和を願って―。

菅野戸呂の老人クラブ「菅第一長生会」のメンバーが11月11日、菅にある原島小賀子会長の自宅を訪れ、各国の民族衣装を着合わせた。

11月18日に東菅小学校で開かれた菅地区社会福祉協議会「社会福祉のつどい」のステージで大阪万博テーマ曲「世界の国からこんにちは」を歌った同会メンバー。当日に先立ち、各国の服を着て本番のステージに上がろうとこの日、事前に衣装合わせを行った。

数々の衣装は、1986年に「小賀きもの文化学院」を立ち上げて世界各国で着物ショーを開催するなど日本文化を発信してきた原島会長が活動の中で集めてきたもの。自宅一室にはアジアやヨーロッパの普段着から婚礼、式典に使うものまでさまざまな服がずらりと並ぶ。

原島さんによると、これまでつどいで民族衣装を披露したことはなく、メンバーも多くが衣装を間近で見るのも着るのも初めて。集まったメンバーはインドのサリーや韓国のチマチョゴリ、ネパール、パキスタンなどの服を手にとり、「似合う似合う」「私はこれが着たい」などと互いに感想を言い合いながら、和気あいあいと試着を楽しんでいた。

原島会長は、「メディアでは最近、戦争や犯罪など暗いニュースばかり見聞きする。心を明るくして世界平和を願って今回の曲を選んだ。各国の民族衣装も自宅にあったので、曲に合わせて披露し、地域の皆さんに各国の文化にふれていただけたら」と話していた。

【関連記事】

おすすめの記事