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ふかわりょう、書店店主と紙の本の魅力を語り合う!

文化放送

1月18日の「おとなりさん」(文化放送)は、世田谷区・駒沢にある書店「SNOW SHOVELING」店主の中村秀一さんが出演し、パーソナリティのふかわりょうと本を読むことについて語り合った。

ふかわりょう「本を読む時間って潤いのある時間だと思うんですね。同じ文字と触れ合う時間でも、スマホの中にある文字とは違う感じがするんですけど、いかがですか?」

中村秀一「はっきり言い切っちゃうのはよくないんですけど、僕自身は内省の時間、自分のことを考える時間だと思ってます。ビジネス書を読んでも、小説や哲学書を読んでも、実は字だけに集中していない。自分が読んでそれが脳に入って思考すると、余計なことを思い付いたり、新しいことに気持ちが動いたりしながら、行ったり来たりしてると思うんです。それが、気が付いたら自分の知らない思いに気付くことが出来るし、“自分はこういうことを考えてたんだ”とたどり着けない所に連れてってくれるものだと思います。それが紙の方が力が強い」

ふかわ「何なんですかね? 紙の力というのは? 感触ですかね?」

中村「それもあるし、世代間もあると思っていて、ノスタルジーの話はしたくないんですけど、紙の世代はやはりそこにノスタルジーを感じちゃうと思うんですよ。あとは、フィジカル。手触りとかにおいとか、そういうのが情報量を上げるんじゃないかなと思います」

ふかわ「紙に印刷された文字の輪郭のぼやけ具合だとか、デジタルでもぱっと見変わらないかもしれないけど、微妙にそこのアナログの、無意識にくみ取ってるものはあるのではないでしょうか。私はそういうのがいいなと思ってます」

中村「紙のほうが読者の想像力を拡張しやすいと思います。私が好きなのが、本にコーヒーのしみが付いていたり、レシートが挟まってたりすると急に違うスイッチが入っちゃう。どんな人が読んでるんだろうとか。そういう色々な価値を付加するんじゃないかなと思います」

ふかわ「あと、においもあるよね。」

文化放送・坂口愛美アナ「におい大きいですよね。古本ならではの紙のにおい、一冊一冊、どれぐらいの時を経てるのかも違いますし」

ふかわ「色が褪せてたりね」

坂口「歴史とか感じますものね」

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