多摩アーティスト HANA、aiko、タヒチ80•••??
東京の多摩地域にお住まいの方、出身の方もそれ以外の方にも多摩を愛していただきたいという番組「立飛グループpresents東京042~多摩もりあげ宣言~」(略して「たまもり」)。MCは土屋礼央さん(国分寺市出身)&林家つる子さん(八王子市の大学出身)。
今週は、『タマソニ』に向けた新企画「ギリギリ多摩アーティスト プレゼン」をスタート! 多摩に縁のアーティストを呼んで「タマソニ」をやりたいという夢を実現させるため、多摩出身以外のアーティストでも歌詞や曲のタイトルなどから“ギリギリ多摩”に関連させようという強引なプレゼン企画!
「ギリギリ多摩アーティスト」にHANA、aiko、タヒチ80•••??
「ギリギリ多摩アーティスト」とは!?
土屋:さっそく始めましょう! 「ギリギリ多摩アーティスト プレゼン大会」~~~!!!
つる子:ギリ多摩(笑)。
土屋:闇雲にMrs. GREEN APPLEを呼ぼうじゃダメなんです! それは安易だし、そこには品が無いですから!
つる子:なるほど。
土屋:あくまでも多摩に縁がある人をお呼びしないといけない。今回は、多摩出身は除外しましょう。結果、多摩出身だったらラッキーくらいな。じゃあ、僕からいいですか。歌詞に“多摩”というワードが入っているかは僕はもうやり尽くしたから、それはつる子さんにお任せして。僕は二転三転、捻くれてみようかな、と。
つる子:はい。
土屋:『タマソニ』には多摩に縁があるいろんなトップアーティストを呼びたいけど・・・もしかしたら、若い人達向けになっている気がしたの、音楽として。だから、もっと幅広い世代、懐かしいアーティストも入れたら良いんじゃないかなと思って。私が選んだ1組目は・・・「ガロ」です!
つる子:おお、なんと!
土屋:ガロの「学生街の喫茶店」を調べたんですけど、歌の舞台になったのは御茶の水の喫茶店なんで、これはダメ。これじゃあ多摩に縁じゃないです。
つる子:そうですね。
土屋:喫茶店というのは、学校が終わった学生などが集まる“溜まり場”じゃないですか。
つる子:(笑)。
土屋:溜まり場・・・タマリバ・・・タマ・リバー・・・「多摩川」!成立です!! ガロで「学生街の喫茶店」!
<土屋選曲1> 学生街の喫茶店 / ガロ
土屋:「ギリ多摩」の教科書としてはこれで合ってる(笑)!?
つる子:これ、ほんとにギリの範囲内ですか(笑)。
土屋:溜まり場を、タマ・リバーで分けて、あくまで「多摩川」の方向に持って行ったから! 私はこのガロさんはいいんじゃないかなと思ってますから。じゃあ、続いて、つる子さん、お願いします。
つる子:はい。「タマソニ」のモデルとさせてもらっているのがサマソニじゃないですか。サマソニって海外からアーティストさんを呼ぶじゃないですか。「タマソニ」にもその要素は必要かなと思って。
土屋:そりゃあそうだよ。ワールドワイドにいって、what's多摩?ってならないと。良い視点だね。
つる子:そこで今回、私が紹介したのが・・・タチヒ80・・・タヒチ80で「ハートビート」!
<つる子選曲1> ハートビート / タヒチ80
土屋:いいですねえ~。ガロから立飛80、じゃなかった、タヒチ80だ。ゲシュタルト崩壊を起こした(笑)。
つる子:ありがとうございます(笑)。
土屋:つる子さんはそういう角度が来ましたか。私は、ガロさん1組ではまだ年配層を掴むのはまだムリだと思うので、もう1人いきたいと思います。榊原郁恵さんです!
つる子:おお、夏のお嬢さん!
土屋:ちょっとミュージシャンっぽい話をしますと、曲の最初にリズムの“ズダッタ”のズを入れることによって、タッタがノリが良くなるんですよ。ズが大事なんですよ。
つる子:へえ。
土屋:榊原郁恵さんの「夏のお嬢さん」の曲の出だし、♪チュウチュウチュチュ~ でしょ。これだとノリが悪いんですよ。♪フ、チュウチュウチュチュ~ って歌うと、カラオケでも上手に歌えるから、これはマジで! 榊原郁恵さんには、♪フチュウ(府中)チュウチュチュ~ で歌ってもらいたいと思います! 「ギリ多摩アーティスト」、3組目は榊原郁恵さんで「夏のお嬢さん」!
<土屋選曲2> 夏のお嬢さん / 榊原郁恵
つる子:なんか、♪フチュウ(府中)チュウチュチュ~に聞こえちゃう(笑)。
土屋:これはオーディエンス全員で、♪フ、チュウチュウチュチュ~ 歌ってもらって。オアシスの東京ドームライブみたいに。多摩人はぜひ、カラオケでこの曲を歌う時は♪フ、チュウチュウチュチュ~で歌っていたただきたい。さあ、つる子さん。続いての「ギリ多摩アーティスト」は?
つる子:ちゃんみなさんがプロデュースされているHANAさんの「ローズ」です!
土屋:おお! ええ!? まったく多摩を感じないよ?
つる子:プロデューサーのちゃんみなさんは練馬区育ちで“練馬のビヨンセ”と呼ばれているので多摩じゃないですし、HANAのメンバーの出身地を調べたけど多摩の子は見当たらなかったんです。
土屋:あ、これはヤバいね。
つる子:「青梅市」に「ローズタウンティーガーデン」という場所があります・・・HANAさん呼びたいです!
土屋:え、「ローズガーデン」なんて他にもいっぱいある・・・たしか埼玉にもある・・・
つる子:「青梅」に、「青梅」にありますので!! HANAの「ローズ」、お願いします!
<つる子選曲2> ローズ / HANA
つる子:もうHANAが大好きで呼びたい!
土屋:今、番組スタッフと会議をしまして・・・これは「ギリ多摩」ではなくて「ムリ多摩」です(笑)! ただ呼びたいからって、無理矢理ですよ!
つる子:(笑)。
土屋:「ローズガーデン」はどこにでもあるから! 多摩感があまり出ないでしょ。
つる子:いやいや、「青梅」ですから!
土屋:今日は多摩に縁がなかったアーティストでもギリギリ関連付けさせて無理矢理オファーをしようとしている、「ギリ多摩アーティスト」企画。土屋の3組目のアーティストなんですが、やっぱり爽やかで好感度が高いアーティストが来てくれることが大事だなと思って。だから、aiko姐さんは呼ばなきゃだめだなと。
つる子:はいはい、そうですね!
土屋:aikoさんを前提に、aikoさんの曲のどこに多摩関係があるかという探し方をしました! “~とか(都下)”で検索したんですよ。世の中に、5万曲あったんですよ(笑)。
つる子:(笑)。
土屋:これでは多摩に辿り着けなかったので諦めかけていたんですけど。aikoさんの「カブトムシ」という曲。
つる子:名曲中の名曲じゃないですか!
土屋:「カブトムシ」の曲の最後のサビの聴かせ方、知ってます!? ♪あたしはかぶとむし~ って歌っているじゃないですか。
つる子:はい。
土屋:多摩地域というのは・・・東京都に対して“都下”と見下されて。なんとか23区に負けないようなイズムでやっているじゃないですか。aikoさんの「カブトムシ」という楽曲、多摩地域と同じイズムを持っているなと思って。
つる子:(?)。
土屋:“カブ・ト・ムシ”です。カブ=下部、下の人間ですよね。ト=東京都。ムシ=無視。
つる子:(笑)。
土屋:♪あたしは下部・都・無視~ これは精神性で言うと“23区バカヤロー”ということを言いたい曲だと思う!
つる子:そんなコマ切れに(笑)。
土屋:そんなaikoさんで「カブトムシ」!!
<土屋選曲3> カブトムシ / aiko
土屋:いや~、素晴らしい! 23区に対して、“もういいよ! 無視しよう! 私たち下部=多摩だけで行こう!”という。♪生涯忘れることはないでしょう ですよ!
つる子:なんか、そういうふうに聞こえてきちゃう(笑)。
土屋:さあ、つる子さん! 「ギリ多摩アーティスト」の紹介、大トリですよ! お願いします。
つる子:はい。BOØWYで「マリオネット」です!
土屋:ちょっと待って、BOØWY!? 全然多摩感が無いよ! もろ、群馬じゃん! モロ群じゃないかよぉー
つる子:(笑)。群馬が誇るバンドでは間違いないんですけど。実は「ギリ多摩」の要素がありまして。この『たまもり』の以前の放送で「調布市」の話題の時に、今笑点の新メンバーになりました「立川晴の輔」師匠の名前が上がったんですよ。
土屋:はい。
つる子:「立川晴の輔」師匠にも確認したんですけど「調布市」在住で。
土屋:今のところ、BOØWY感はゼロだよ。
つる子:「立川晴の輔」師匠の大好きなアーティストが、BOØWY・・・。
<つる子選曲3> マリオネット / BOØWY
土屋:えっと。「調布市」在住の「立川晴の輔」師匠が好き、ということで、BOØWYで「マリオネット」なんですね。これぞ、「ギリ多摩」だよね。
つる子:(笑)。
土屋:これはくだらなくて面白い(笑)。これ、リスナーさんからも募集して、<無理矢理過ぎて、そんなワケねえだろー>っていうのもやりたいね!
つる子:ぜひぜひ!
土屋:『タマソニ』で本当にオファーするかは一旦置いておいて(笑)。
つる子:(笑)。
土屋:今回は「ギリギリ多摩アーティスト プレゼン大会」を楽しんでいただきました。ここで、本当の多摩=「ホン多摩アーティスト」をいきましょう! 先週コメントをいただきました、「松任谷由実」さんで「烏揚羽」。
11/22 OA曲 烏揚羽 / 松任谷由実
(TBSラジオ『東京042~多摩もりあげ宣言~』より抜粋)