旅行の荷造りのポイント6つ!上手なパッキングのコツや便利アイテム紹介も
旅行の荷造りで気を付けるポイント6つ
はじめに、旅行の荷造りで気をつけるポイントを6つ紹介します。上手に荷造りを進めるための大切なポイントを把握したうえで準備を進めましょう。
1. 必要最低限のものに絞る
移動が多い旅行では、できるだけ荷物の量を減らす工夫をしましょう。必要かもしれないと思ってあれもこれも詰め込んでしまうと、あっという間にカバンが荷物でいっぱいになってしまいます。
念の為持っていこうと判断したものは使わない可能性が高いので、思い切って持参するのはやめましょう。旅先で購入が可能なものであれば、無理して持っていく必要はありません。
2. 荷物をカテゴリーごとに分ける
衣類、下着、化粧品などカテゴリーに分けて収納すると、スッキリまとまり出し入れがしやすくなります。中身が見えて困るもの以外は、透明やメッシュのケースに入れるとわかりやすいのでおすすめです。ケース同士をなるべく密着させた方がたくさんのものを入れられるので、柔らかい素材のケースを選ぶのがいいでしょう。
3. よく使うものは取り出しやすい場所に入れる
よく使うものはカバンの取り出しやすい場所に入れておきましょう。キャリーケースやボストンバッグなどの大きなカバンに入れた荷物を急に取り出す必要が出た場合、下の方に欲しい荷物があると取り出すのに時間がかかります。使用頻度の高いものは取り出しやすいように上の方に入れましょう。
4. キャリーケースの場合重たいものは下に入れる
キャリーケースを使う場合は、ローラーのある下部分に重い荷物を入れると安定感が出ます。キャリーケースを立てたときに上の方に重い荷物が入っていると、重さに耐えられず倒れる可能性があります。重いものを入れる際は場所に注意しましょう。
5. 壊れやすいものは衣類の間に入れて保護する
大きな荷物を空港やホテルに預けると、移動の際に大きな力が加わることがあります。そのような場合に備えて、ヘアアイロンやドライヤーなどの壊れやすいものは、衣類を緩衝材代わりに使って荷造りするのがおすすめ。
もともと持っていく予定の衣類やタオルを使えば、緩衝材を用意する手間も省けて便利です。びん詰めの食品も衣類に包むと衝撃から守れますが、中身が漏れると衣類が汚れてしまうのでしっかりビニールに包んで入れましょう。
6. お土産を入れる余白を空けておく
出発の段階でカバンにものを入れすぎると、お土産を入れるスペースを確保できなくなるので、帰りのカバンの状態を考えながら荷物を詰める必要があります。必要最低限の荷物を入れ、最初からお土産を入れる余白を空けておきましょう。
旅行準備のポイント【1】衣類の荷造りのコツ
この章では、衣類に焦点を当てた荷造りのコツを4つご紹介します。スペースを多く取る衣類はなるべくコンパクトにたたみ、他のアイテムも入るように工夫をしましょう。
衣類は丸めて畳む
服の袖部分を両サイドから内側に折り込み、縦長になった状態からクルクルと丸めて畳むとコンパクトになります。特に、柔らかい素材のTシャツやスカートなどの荷造りにぴったりの方法です。丸めると衣類が細長い状態になり、キャリーケースのちょっとした隙間に詰めることができますよ。
キャリーケースの凹凸部分にはシワになりにくいものを入れる
キャリーケースの持ち手側は凹凸が多い作りになっています。平にしてものを入れるのが難しい場所なので、ここにはシワになりにくいものを入れるといいでしょう。シャツや固いものは避けて、タオルやTシャツなどの柔らかい素材のものを入れるといいですよ。
下着や生理用品は透けない袋に入れる
下着や生理用品など、見られたくないものは透けない袋に入れるのがおすすめです。手荷物検査でカバンの中をチェックする場合に備えて、下着はカバンを開けた時に目につかない場所に入れましょう。
厚手の服は圧縮袋に入れる
寒い季節の旅行は、服が厚手になるので荷物の量が増えます。セーターやダウンジャケットなどの厚手の服は圧縮袋に入れると、カバンのスペースが空いてすっきりしますよ。
旅先で急に必要になった場合も、100均やホームセンターで手軽に購入できる便利なアイテムです。
旅行準備のポイント②化粧品の荷造りのコツ
ここでは、化粧品の荷造りの方法についてご紹介します。アイデアを参考に、かさばりやすい化粧品をスッキリと整理して荷造りを進めましょう。
小分け容器に入れ替える
宿に付いている化粧水や乳液などを使わず普段使っているものを持参したい場合は、小分け容器に入れ替えましょう。化粧水のボトルをそのまま入れるとかなり場所が取られてしまいます。また、液体がカバンの中で漏れた時のことを考えると量が少ない方が被害を小さく収められます。旅行の日数分を小分けにすると、持ち運び楽なのでおすすめです。
試供品を持っていく
使わずに溜まっている試供品があれば、旅行のタイミングで使いましょう。試供品はサイズが小さいので持ち運びやすいですし、使い終わったらゴミとして捨てられるので帰りの荷物も少なくなります。試供品の整理にもなるので、一石二鳥ですね。
パウダー系のアイテムはジッパー付きのポリ袋に入れる
パウダーファンデーションやフェイスパウダー、アイシャドウなどの粉状のアイテムは、カバンに衝撃が当たった際に容器から粉があふれる可能性があります。旅行の荷物に入れる時は、念の為にジッパー付きのポリ袋に入れましょう。万が一容器からあふれても、他の荷物が汚れる心配を少なくできるのでおすすめです。
液漏れ対策で防水仕様のケースにまとめる
化粧水やヘアオイルなどのアイテムは、荷物に強い衝撃がかかってボトルの口が開く可能性があります。液漏れした場合のことを考えて、防水仕様のケースに入れてから荷物に詰めましょう。防水ケースに入れておけば、万が一の場合も、他の荷物が汚れるのを防止できますよ。
旅行準備に便利!荷造りにおすすめのアイテム5選
最後に、荷造りにおすすめのアイテムを5つご紹介します。荷物を小分けにできるアイテムを使って、出し入れしやすくなるように整理しながら荷造りを行いましょう。
(1)圧縮袋
厚手のパーカーや冬物のセーター、Tシャツをひとまとめにして入れるのに便利な圧縮袋。100均やホームセンターなどで手軽に購入できる荷造りに役立つアイテムです。
ものを入れなければ場所を取らないので、荷物が多くなる帰りのパッキング用に数枚入れておくのもいいでしょう。
(2)洗濯ネット
洗濯ネットは中身が見えやすく、通気性もいいので衣類を入れる袋にぴったりです。下着を入れる時は、中身が見えにくい洗濯ネットを使うのもいいですね。宿泊先で、洗濯をする場合にも使えるので数枚持っておくと便利ですよ。
(3)圧縮トラベルポーチ
圧縮トラベルポーチは、ケースに入れて周りのチャックを閉じるだけで簡単に荷物がまとまる人気のアイテムです。大小さまざまなサイズが揃っており、旅行期間や入れるものに合わせて選べるのが嬉しいポイント。撥水加工がされている商品も多く、中身が汚れにくい工夫がされています。
(4)吊り下げられるメイクポーチ
メイクアイテムや歯ブラシをひとまとめにして、宿泊先の壁にかけられるフック付きのポーチです。壁やポールに吊り下げて収納できるので、ものを洗面台に並べる必要がありません。
ポーチの中に収納箇所が分かれていて、仕切りごとに取り出せるタイプも販売しています。温泉やプールに移動する際に必要なものだけを持ち運べるので便利ですよ。
(5)充電コード収納用のメガネケース
固い素材でできているメガネケースは、充電コードをまとめるケースにぴったです。細長い形をしているので、キャリーケースの中でも場所を取りません。使っていないメガネケースがあればぜひ再利用してみてくださいね。
旅行の荷造りはポイントをとらえてすっきりまとめよう!
旅行の荷造りは、必要最低限の荷物をすっきりまとめるのがポイントです。かさばりやすい衣類や化粧品は、小分けができるアイテムを使ってコンパクトにまとめましょう。
ぜひ、今回ご紹介したポイントを参考に旅行の荷造りを進めてみてくださいね。