寝不足は“老け顔”の原因! ぐっすり眠るだけで若返る理由とは!?【1週間で勝手にぐっすり眠れる体になるすごい方法】
眠らないと老けるは本当 ぐっすり眠れば見た目も180度変わる
寝不足が続くと、体に疲れがたまったり集中力・判断力が低下したりと心身に不調をきたしますが、実はそれだけではありません。十分に寝ている人と睡眠不足の人では、見た目年齢に大きな差が生じるのです。実際、よく寝た日は肌ツヤもよく目もパッチリ、若返って見えるはずです。反対に寝不足の日は目の下にクマができて顔色も悪くなります。その理由のひとつは、睡眠中に分泌される「成長ホルモン」にあります。
肌の新陳代謝(ターンオーバー)を促しコラーゲンの生成に関わるなど美肌にも欠かせない役割を担うのが成長ホルモン。この成長ホルモンが多く分泌されて新陳代謝が活発だと、常に新しい細胞が再生されてハリや潤いのある肌を保てます。反対に睡眠不足で新陳代謝が乱れると、肌に古い角質が残り、シミやシワ、くすみなどの肌トラブルにつながるのです。成長ホルモンは最初の深い眠りである「ノンレム睡眠」のときにより多く分泌されます。ですから、最初に深い睡眠をとり、さらにバランスの良い睡眠リズムを保ち、しっかり熟睡することが必要です。
また、睡眠中はリラックスモードである副交感神経が高まり、血流も改善されますが、睡眠不足になると交感神経が優位になり血管が収縮して血行が悪くなります。すると目の下にクマができたり、顔色が悪くなったりと老け顔に……。つまり、睡眠の美容効果は絶大。ぐっすり眠るだけで、見た目の印象が格段に良くなります。
ぐっすり眠るだけで肌のハリ、ツヤがアップ
寝不足の人
ぐっすり眠れている人
睡眠不足が続くと、成長ホルモンの分泌が減少し、肌の新陳代謝が悪くなります。
コラーゲンの生成も低下し、肌はくすんだり、むくんだり、シワやたるみが目立つように。
睡眠不足は顔の印象にも影響するのです。
【出典】『1週間で勝手にぐっすり眠れる体になるすごい方法』著:石川泰弘/監修:新見正則