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これまでのものとは一風変わった新映像に注目 予測不能なキャラクターたちのマーベル・スタジオ作品『サンダーボルツ*』

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これまでのものとは一風変わった新映像に注目 予測不能なキャラクターたちのマーベル・スタジオ作品『サンダーボルツ*』

マーベル・スタジオ注目の最新作『サンダーボルツ*』が2025年5月2日(金)に劇場公開される。それに先駆けて今回、本作への期待もさらに高まる新映像が解禁された。

「A24」作品風の一風変わった新映像

これまでのマーベル・スタジオ作品では、最新作の公開を迎えるたびに、その新たな物語や登場するキャラクター達にフォーカスを当てた映像が数多く公開されてきた。だが、今回、『サンダーボルツ*』で解禁された映像は、これまでのものとは一風変わった新映像。

これまで、アベンジャーズのメンバーたちと対峙してきた、超クセ強な無法者たちが主役となる映画にもかかわらず、アクションシーンは最低限。新たなマーベル・スタジオのロゴを皮切りに、胸にまで響くような力強いビートに載せて、映し出されたのは、本作のキャストや、制作を手掛けるスタッフ陣を紹介する文字。

そこには、
【「ミッドサマー」、「A Different Man」、「地球は優しいウソでまわってる」の豪華スター共演】
※順にフローレンス・ピュー、セバスチャン・スタン、ジュリア・ルイス=ドレイファス

【「BEEF/ビーフ」の脚本&監督】
※ジェイク・シュライアー

【「グリーン・ナイト」の撮影監督】
※アンドリュー・ドロス・パレルモ

【「へディタリー/継承」のプロダクションデザイナー】
※グレイス・ユン

【「ミナリ」の編集】※ハリー・ユーン

【「エブリデイ・エブリウェア・オールアットワンス」の音楽】
サン・ラックス

と、すべて米の映画制作・配給会社である「A24」が製作・配給した作品のスタッフばかり。

「A24」は、そのエッジの効いた作家性・芸術性が際立った映画作品を数多く発信し、今日の映画界に激震を走らせている映画会社で、日本でも高い人気を博している。上記に挙げた作品も、アカデミー賞Ⓡや、ゴールデングローブ賞などの映画賞で賞を受賞するなど、大きな注目を集め話題となった作品ばかりだ。

そんな高く評価された作品を手掛けた、キャスト・スタッフ陣が、本作の為に集結。何をしでかすか分からない予測不能なキャラクター達の物語がどんな仕上がりとなるのか、一層期待が高まる。これまでのマーベル・スタジオ作品のファンのみならず、新たなエンターテインメント作品として、大きな注目が集まりそうだ。

超クセ強な無法者

本作では、過去に悪事を犯しながらも、アベンジャーズに代わって世界の危機に立ち向かうことになった、“最強”でも、“ヒーロー”でもない、“超クセ強な無法者”たちが「サンダーボルツ」というチームとしてまさかの集結を果たすこととなる。

そのメンバーには、ブラック・ウィドウ(ナターシャ)の“妹”で、かつてロシアのスパイ機関で強制的に養成された一流の暗殺者エレーナ。悪の組織ヒドラに洗脳され、暗殺兵器として利用されていたが、本来の人格を取り戻しサンダーボルツのまとめ役として戦う孤高の超人兵士ウィンター・ソルジャー/バッキー。

ロシアが生み出したスーパーソルジャーで、ブラック・ウィドウとエレーナの“父”。「キャプテン・アメリカのライバル」を名乗り続けているが、現在無職のレッド・ガーディアン/アレクセイ。かつてキャプテン・アメリカに任命されたものの、その重責に耐えきれずに過ちを犯し、全てを失った元エリート軍人のUSエージェント/ジョン・ウォーカー。

ロシアのスパイ機関で洗脳と身体改造を施された「人間兵器」のタスクマスター。幼いころ不慮の事故に見舞われ、あらゆる物質をすり抜ける能力を持つ、孤独なスパイゴースト。過去にアベンジャーズの前に立ちはだかったことのある超個性派たちが一つのチームとなり、新たなバトルが幕を開ける――。

映画界に一大旋風を巻き起こしているA24のキャスト・スタッフ陣による、予測不能な“サンダーボルツ”に注目だ。

『サンダーボルツ*』は2025年5月2日(金)日本公開

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