【練習場での練習】60ヤード以内の距離を練習でスコアがぐっと良くなる【これだけできれば大丈夫! 初心者女子のためのゴルフBOOK】
練習場での練習の仕方 〜60ヤード以内の距離を練習しましょう〜
練習場では60ヤード以内を中心に練習しましょう。この距離が大きなミスなく打てるようになるとスコアがぐっと良くなるので、1回の練習で打つ球数の1/3はこの練習に費やして下さい。
また、基本が大事なので、アドレス、グリップ、9時~3時のスイングは欠かさずに練習しましょう。アマチュアの女子の平均は9番で70ヤード~80ヤードと言われていますが、これがクリアできている人は9番で100ヤードを目指して下さい。その距離が打てるとドライバーで200ヤード飛ばせるようになります。
月に1回300球打つよりも、1回の練習が30球と少なくても週に何回か来た方が上達は早いです。家での素振りでもいいので、クラブを振る習慣をつけましょう。
ラウンド直前の練習方法
ラウンド前の練習ボールはだいたい1コイン、20球~30球です。漠然と打っていたらあっという間になくなってしまうので、打つ前に素振りをします。ウォーミングアップを兼ねて、少し重いものをゆっくり振りましょう。素振り用の練習器具でも、クラブ2本でもいいです。
ラウンド直前の練習はうまく打つことよりも、その日の調子や傾向(ボールが飛ぶ方向や失敗する傾向)をつかむことが肝心です。
その場でショットの失敗を直そうとせず、当日の自分の調子を受け入れて球を打つと決めることが、いいスコアが出せる秘訣です。
女子のチェックポイント
それぞれのクラブの飛距離を覚えておくことがコースでは重要になります。
【出典】『これだけできれば大丈夫! 初心者女子のためのゴルフBOOK』著:中村香織
撮影協力:ダイナミックゴルフ成田