<ヤバイ親はドッチ?>イジワル!?お別れ会に参加できず泣く息子「ママに任せて!」【まんが】
私(エリ)には、保育園年長の息子トウマがいます。このたび同じ保育園のソラくんが引っ越すことになりました。ソラくんは一つ下の年中さんですが、人数の少ない園なので学年など関係なく仲良くしています。そんななかソラくんのお別れ会が開かれるという噂を聞きました。トウマも「行きたい」と言うし、トウマとソラくんの関係を考えれば参加しない方が不自然だと思うのですが……。お別れ会は「年中さんの親子だけ」で行われるというのです。
お別れ会を主催する年中ママのヨシコさんは、年中さん親子だけに声をかけているようです。ルイトくんは年長さんですが、弟が年中さんなので一緒に参加するとのこと。うちのトウマの方がソラくんと仲良しなのに……。なんだか意地悪です。
保護者たちは全員で連絡を取り合うためのトークグループを作っています。私はヨシコさんの連絡先へ直接メッセージを送ってみました。しかし「マンションの共用スペースに定員があるから」というよくわからない理由で断られてしまったのです。
もしかして、うちの子が単に遊びたいから参加したいと思われている? そう思って「ソラくんときちんとお別れしたい」と丁寧に気持ちを伝えたものの……。ヨシコさんには無視されてビックリ。トウマの「大切なお友だちとお別れする」切ない気持ちが踏みにじられた気がします。 そもそもお別れ会を「年中さんだけ」で開催するというのが解せません。うちの園は年長も年中も同じ空間で過ごしているのです。トウマの「お別れ会に行きたい」という気持ちは純粋なものでしょう。特にソラくんと親しくもなく、ただ同じ年中さんというだけで参加する子もいるみたいなのに……。それなら普段から仲の良いトウマの方が参加する権利があるんじゃないの? そんなふうに思って猛烈に腹が立ったのでした。
断られた理由に納得できない!仲間外れするなら「私が動く!」
私は怒りがおさまりません。こちらは丁重な文言、かつ子どもの想いを込めてお願いしているのです。年長組にお伺いも立てずに、年中組だけでお別れ会を企画していることにも腹が立ちます。そこで翌日、送迎のとき他の年長ママたちに聞いてみました。
「いや、うちは大丈夫だよ」「うん、年長さんから何か言っても迷惑になっちゃうから……」「仕方ないよ……」他のママたちは遠慮ぎみですが、子どもたちにちゃんとお別れさせてあげたいという想いが同じだということは分かりました。
お別れ会を主催しているヨシコさんはもちろんですが、ほかの年中ママたちの感覚もおかしいと思います。「年長組さんはどうする? 一緒にお別れしたいよね」のひと言を発する人が誰もいなかったのでしょうか。 年長組のママたちだって仲間外れのような仕打ちをされて、いい気分ではないはずです。ちゃんとお別れさせてもらえない子どもたちもかわいそうだし、このままでは腹の虫がおさまりません。ほかのママは参加したいのに遠慮しているようなので、ここは私が動かなければと感じています。
【年中ママの気持ち】子どものため?強引なママ友に「ドン引き」
私は2人の息子(年長ルイト、年中カイト)のママです。同じ保育園に通う年中のソラくんが引っ越すことになり、ママ友・ヨシコさんが、お別れ会を企画してくれました。ただ定員の都合上、年中親子だけの集まりになります。しかしお別れ会の噂を聞きつけた年長トウマくんのママ・エリさんから「参加したい」と言われました。やんわり難しそうだと伝えましたが、とても不服そうな顔。気の強い人だから、何かしらトラブルにならないといいなと不安になりました。
「エリさん、トウマくんの想いが叶わなくて怒っている感じなんだよね」「でも何でも自分の思うとおりにはいかないって、子どもを納得させるのも親の役目だと思うけど……」「そうだよね。お別れだけだったら、別の方法でもできるしね」
エリさんが園長先生にまでお別れ会の苦情を伝えたと知って、私はあぜんとしてしまいます。「年中の保護者たちは非常識だ」と先生や他の保護者たちにも触れ回っているそうです。そんなに大ごとにする必要があるのかと困惑するばかりでした。
エリさんは「子どもの気持ちを尊重する」ことを、どこか勘違いしているように思います。決してわが子の気持ちだけを汲み、周りの状況を考えずに望みどおりにしてあげることではないはずです。自分の思いのままにならないからといって、私たちを「非常識」だと触れ回って、自己を正当化するやり方は汚いなとも思いました。 もうエリさんに何を言ってもムダだし、わかり合えない気がします。年中のママと相談して、こちらからは何もアクションを起こさないことに決めました。私もこのままエリさんとの関わりを最低限にして卒園を迎えたいと思います。トウマくんとは入学先が分かれます。「小学校が違ってよかった」が正直なところです。
【私の気持ち】「私は悪くない」排他的な親たちにサヨナラ!街に広まるウワサ
このたび年中のソラくんが引っ越すことになり、「年中さんの親子だけ」でお別れ会が行われるという噂を聞きました。主催者のヨシコさんに連絡を取ったのですが、会場の定員を理由にトウマの参加は断られてしまいます。ソラくんと仲のいいトウマの気持ちを考えて何度かお願いしたものの、最後は既読無視されてしまって気分が悪いです。夫に話しても、同じ年長のママたちと話しても、やはり私の意見が正しいと思わざるを得ません。
私はトウマと一緒にプレゼントを買い、お手紙を添えて直接渡しに行くことにしたのです。そして当日、私はお別れ会の会場になっているマンションに到着してヨシコさんに連絡をしました。するとなぜかパパさんが応対に現れます。
私は気分が悪くなりながら、ヘラヘラとしているパパさんにプレゼントを託して帰宅しました。後日、トウマの音楽教室で顔見知りのママ友・アキさんに声をかけられます。「なんかX保育園にすごいママがいて、トラブっているの知ってる?」
アキさんが語るトラブルの主って、もしかして私のこと……!? 「普通じゃないよね、思い入れが強すぎて暴走してるんだって。目も当てられないよね」いつの間にか私の行動はおもしろおかしく噂話となり街中に広まっていたようです。吹聴して回ったのはもちろん、あの年中の親どもに違いありません。 私だってお別れ会に突然訪問なんてしたくなかった。トウマの「ソラくんときちんとお別れをしたい」という優しい願いを叶えてあげたいという一心でがんばったのです。イヤな思いはしましたが、しょせん排他的で分断を招きたがるような親の集まりだったのでしょう。どいつもこいつもおかしな親ばっかり。小学校で離れられると思うとせいせいします。