暗闇ナイトチャーハン【コンビニ商品だけでチャーハンを作ってみる第5回】セブン「ゆず胡椒香る 国産鶏の炭火焼」で炒飯を作ったら “あの国のチャーハン” になった!
使う食材はすべてコンビニ! 超ストイックな連載「コンビニ商品だけでチャーハンを作ってみる」の第5回をお届けしよう。
今回の具材の仕入れ元も、前回と同じくセブンイレブン。使ってみたのは『ゆず胡椒香る 国産鶏の炭火焼』だ。
時刻は夜。真っ暗な山奥の中、ひとり中華鍋を振る “暗闇ナイトチャーハン” な状態だったが、仕上がりは上出来。
さらにさらに、意外な「あの国のチャーハン」に極めて近い味になったのでご報告しておきたい。
【材料】
・宮城県産 特別栽培米 ひとめぼれ(セブン印)1パック
・ゆず胡椒香る 国産鶏の炭火焼(セブン印)1パック
・こだわり新鮮たまご(セブン印)2個
・洗わずそのまま使用できる きざみ青ねぎ(セブン印)適量
・味の素(過去にセブンで購入)適量
・味付塩こしょう(セブン印)適量
・コレステロール0 キャノーラ油(セブン印)適量
【作り方】
1:油を入れた中華鍋をよく熱し、煙が立ってきたら解いた卵をドンと入れ、すぐさまごはんも投入し、シャカシャカと炒(チャオ)る。
2:いい感じで黄金炒飯状態になったら、「ゆず胡椒香る 国産鶏の炭火焼」とネギと味の素&塩コショーも投入し、一心不乱に炒(チャオ)ったら……
\(^o^)/完成!\(^o^)/
して、そのお味は……
おっ!! ウマイ!
もう食べてすぐ「めっちゃウマイ」となった。……ら! 時間差で「ゆず胡椒香る 国産鶏の炭火焼」の柚子の味が口の中で爆発し、崩れ落ちるほどのウマさを感じる。
もちろん炭火焼きの国産鶏も実に美味しいが、何度食べても、柚子の味で「うめええええ!」となる。これはもう「柚子チキン炒飯」と名乗ってもよかろう。
……と、夢中で食べながら、私はあることに気がついた。このチャーハン、何かに似ている。どこかで近いものを食べたことがある……って、ハッ!
タイ式チャーハン(カオパット)だ!!!!
なぜそう思ったのか、すぐにわかった。柚子の味が、本場タイのカオパットによく入っているライムを連想させるのだ。
しかもチキン。これまたタイでよくあるタイ式チキン炒飯(カオパッガイ)を思い起こさせ、あと一歩でカオパット……というところまで迫っている。
もしもこれにナンプラーを垂らしたら、あっという間にタイ式チャーハン(カオパット)になることは確実。でもコンビニにナンプラーは売っていないので当企画は諦めたい。
ちなみに、今回から「ごはんパック」のごはんを “洗って干す” のはやめた。ぬめりを取り除きパラパラにするのを目的とした工程だったが、夜だし面倒なのでやめたのだ。
その結果……洗って干す版と、干さない版(今回)、そんなに変わらないことが判明。ごはんパックは、レンチンしてホカホカになると粘りも生じてホクホクになる。
しかし、レンチンしない「ごはんパックそのまま」の場合だと、そこまで粘りは生じないことが今回わかったのだ。今後は洗わないで作っていきたい。その方が楽だし。
【つづく】
執筆:チャーハン探求家・GO羽鳥
Photo:RocketNews24