四日市市の辻紀子さん 世界マスターズクラシック&エクイップパワーリフティング選手権大会に出場
10月5日から、南アフリカのサンシティで開催される「世界マスターズクラシック&エクイップ パワーリフティング選手権大会」に、同市大井の川町にある「TSUJI’S Gym」の代表・辻紀子さん(59)が出場する。辻さんは9月18日、四日市市役所を訪れ、四日市市の渡辺敏明副市長、四日市市議会の石川善己議長に大会への思いや日頃のトレーニングについて話をした。
7月に長崎県で開催された「第29回ジャパンクラシックマスターズパワーリフティング選手権大会」で60歳以上のM3クラス女子47キロ級で1位となり、世界大会への出場を決めた辻さん。元々はボディビルディングをしていたが、ここ10年はパワーリフティングに取り組む。2014年から17年は世界クラシックパワーリフティング選手権大会のM2クラスで4連覇をした実績がある。
ここ数年は新型コロナウイルスの影響で大会への参加を見送ったり、けがで断念しなくてはいけないという状況が続いた。南アフリカは10年前に、ボディビルディングから転身し世界一に初めて輝いた地。「力はもちろん、技術面も必要とされるのがパワーリフティングの魅力」と話し、クライアントの予約の無い合間に週3回ほど練習に励む。
世界への挑戦は5年ぶり。「年齢が上がるごとにハイレベルになっていく」と辻さんが話すようにM3クラスはまさに激戦区だという。日頃から食生活に気を付けていることや練習の様子を聞いた渡辺副市長は「今回の出場本当におめでとうございます」と話していた。